[インデックスのプロパティ] ([オプション] ページ)
このページを使用すると、選択されているインデックスのプロパティを表示または変更できます。
インデックスの作成オプションおよびメンテナンス オプションの動作については、「インデックスの作成 (データベース エンジン)」を参照してください。インデックスの再構築の詳細については、「CREATE INDEX (Transact-SQL)」および「ALTER INDEX (Transact-SQL)」を参照してください。
SQL Server Management Studio でインデックスのプロパティを表示するには
オプション
[既存のインデックスを削除する]
既存のインデックスを削除し、新しいプロパティを使用してインデックスを再作成する必要があることを示します。[既存のインデックスを削除する] チェック ボックスは、ダイアログ ボックスが再作成状態のときにのみオンになります。その場合、[インデックスを再構築する] は利用できません。[インデックスを再構築する]
インデックスを再構築します。既定では、ダイアログ ボックスを開いたときに、このオプションはオフに設定されます。[重複した値を無視する]
一意なクラスタ化インデックスまたは非クラスタ化インデックスの一部である列に、重複したキー値を挿入できるかどうかを示します。オンの場合、Microsoft SQL Server は、INSERT ステートメントによって重複したキーが作成されようとしたときに警告を発行し、重複する行を無視します。オフの場合、SQL Server は、エラー メッセージを発行し、INSERT 操作をロールバックします。インデックスが一意でない場合は、このオプションを利用できません。[自動的に統計値を再計算する]
インデックス統計を自動的に更新します。既定では、このチェック ボックスはオンになっています。[インデックスへのアクセス時に行ロックを使用する]
行レベルのロックを可能にします。既定では、SQL Server により、ページ レベル、行レベル、またはテーブル レベルのロックが選択されます。このチェック ボックスをオフにした場合、インデックスで行レベルのロックは使用されません。既定では、このチェック ボックスはオンに設定されます。このオプションをオフにするとインデックス メンテナンス処理が高速化されますが、他のユーザーがブロックされる可能性が高くなります。注
通常は、SQL Server にロック動作の管理を任せます。
[インデックスへのアクセス時にページ ロックを使用する]
ページ レベルのロックを可能にします。既定では、SQL Server により、ページ レベル、行レベル、またはテーブル レベルのロックが選択されます。オフの場合、インデックスでページ レベルのロックは使用されません。既定では、このチェック ボックスはオンに設定されます。このオプションを使用すると一時的にユーザーをブロックする可能性は低くなりますが、インデックス メンテナンス処理の速度が低下する可能性があります。注
通常は、SQL Server にロック動作の管理を任せます。
[並べ替えの途中結果を tempdb に保存する]
インデックスを構築するために使用する並べ替えの中間結果を tempdb に格納します。既定では、このチェック ボックスはオフに設定されます。このチェック ボックスは、ダイアログ ボックスが再構築または再作成状態のときにのみ使用できます。[FILL FACTOR を設定する]
インデックスを作成するときに各インデックス ページのリーフ レベルを SQL Server がどの程度満たすかを指定します。FILL FACTOR 値は、1 ~ 100 の範囲で指定します。既定値は、データベース プロパティから読み込まれます。[インデックスを埋め込む]
インデックスの中間レベル内の各ページ上で空けておく領域を指定します。[インデックスを埋め込む] は、[FILL FACTOR を設定する] が指定されている場合だけ有効であり、[FILL FACTOR を設定する] が選択されていない場合は無効になります。[インデックスの作成中に DML ステートメントのオンライン処理を許可する]
インデックス操作中に、基本となるテーブルやクラスタ化インデックス データ、および関連する非クラスタ化インデックスにユーザーが同時アクセスできるようにします。既定では、このオプションはオフに設定されます。このチェック ボックスは、ダイアログ ボックスが再構築状態または再作成状態になっている場合だけ利用できます。このチェック ボックスをオンにすると、ユーザーに対する影響が小さくなりますが、インデックス メンテナンス操作が完了するまでに時間がかかる可能性があります。このチェック ボックスをオフにするとインデックス メンテナンス処理が高速化されますが、他のユーザーがブロックされる可能性が高くなります。
注
XML インデックスの場合、またはインデックスが無効なクラスタ化インデックスの場合、このオプションは使用できません。
[並列処理の最大限度の設定]
並列実行プランの実行中に使用されるプロセッサ数を制限します。既定値は 0 です。0 の場合、実際に使用可能な CPU 数が使用されます。値を 1 に設定すると、並列実行プランが生成されなくなります。値を 1 よりも大きな数値に設定すると、1 つのクエリ実行で使用されるプロセッサの最大数が限定されます。このオプションは、ダイアログ ボックスが再構築または再作成状態のときにのみ使用できます。注
使用可能な CPU 数よりも多い値を指定すると、実際に使用可能な CPU 数が使用されます。
[インデックスを使用する]
インデックスを使用可能にします。
SQL Server 2000 に関する追加オプション
- [ファイル グループ]
インデックスを作成するファイル グループを選択します。ドロップダウン リストに、データベースのファイル グループの一覧が表示されます。既定で選択されているのは、データベースの既定のファイル グループです。