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sys.database_recovery_status (Transact-SQL)

データベースごとに 1 行のデータを格納します。データベースが起動していない場合は、SQL Server データベース エンジン によってデータベースの起動が試行されます。

master または tempdb 以外のデータベースの行を表示するには、次のいずれかに該当する必要があります。

  • データベースの所有者であること。

  • ALTER ANY DATABASE または VIEW ANY DATABASE のサーバー レベルの権限が与えられていること。

  • master データベースで CREATE DATABASE 権限が与えられていること。

列名

データ型

説明

database_id

int

SQL Server のインスタンス内で一意な、データベースの ID。

database_guid

uniqueidentifier

データベースのすべてのデータベース ファイルを相互に関連付ける場合に使用します。データベースが適切に起動するには、すべてのファイルのヘッダー ページにこの GUID が定義されている必要があります。この GUID が存在するのは 1 つのデータベースのみですが、データベースをコピーしたりアタッチすると重複したデータベースが作成される場合があります。RESTORE を実行すると、まだ存在しないデータベースの復元時に常に新しい GUID が生成されます。

NULL= データベースがオフラインであるか起動しない。

family_guid

uniqueidentifier

一致する復元状態を検出するための、データベースの "バックアップ ファミリ" の識別子。

NULL= データベースがオフラインであるか起動しない。

last_log_backup_lsn

numeric(25,0)

最新のログ バックアップのログ シーケンス番号。これは、前回実行したログ バックアップの最後のログ シーケンス番号であり、次回実行するログ バックアップの最初のログ シーケンス番号になります。

NULL= ログ バックアップが存在しない。データベースがオフラインであるか起動しません。

recovery_fork_guid

uniqueidentifier

データベースがアクティブになっている、現在の復旧分岐の識別子。

NULL= データベースがオフラインであるか起動しない。

first_recovery_fork_guid

uniqueidentifier

最初の復旧分岐の識別子。

NULL= データベースがオフラインであるか起動しない。

fork_point_lsn

numeric(25,0)

first_recovery_fork_guidrecovery_fork_guid に等しくない (!=) 場合、現在の分岐ポイントのログ シーケンス番号。それ以外の場合は NULL になります。

権限

SQL Server 2005 以降のバージョンでは、カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。