次の方法で共有


VCCodeElement インターフェイス

ソース ファイル内の任意のコード要素へのアクセスを提供するオブジェクト。

名前空間:  Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ:  Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)

構文

'宣言
<GuidAttribute("D10633A2-A0D3-4E4D-8BF4-15CE6C532C90")> _
Public Interface VCCodeElement
[GuidAttribute("D10633A2-A0D3-4E4D-8BF4-15CE6C532C90")]
public interface VCCodeElement
[GuidAttribute(L"D10633A2-A0D3-4E4D-8BF4-15CE6C532C90")]
public interface class VCCodeElement
[<GuidAttribute("D10633A2-A0D3-4E4D-8BF4-15CE6C532C90")>]
type VCCodeElement =  interface end
public interface VCCodeElement

VCCodeElement 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ Attributes 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。
パブリック プロパティ Children このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。
パブリック プロパティ CodeModel プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ Collection このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。
パブリック プロパティ Comment コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。
パブリック プロパティ DisplayName VCCodeElement オブジェクトの表示名を取得します。
パブリック プロパティ DTE トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ EndPoint コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。
パブリック プロパティ EndPointOf VCCodeElement オブジェクトの終了点を返します。
パブリック プロパティ Extender 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。
パブリック プロパティ ExtenderCATID オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。
パブリック プロパティ ExtenderNames オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。
パブリック プロパティ File この VCCodeElement オブジェクトに関連付けられたファイルを取得します。
パブリック プロパティ FullName オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。
パブリック プロパティ InfoLocation コード モデルの機能を説明します。
パブリック プロパティ IsCaseSensitive コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ IsCodeType このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ IsInjected 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ IsReadOnly VCCodeElement オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ IsZombie VCCodeElement オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ Kind オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。
パブリック プロパティ Language コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。
パブリック プロパティ Location 親オブジェクトの宣言の位置を取得します。
パブリック プロパティ Name オブジェクトの名前を取得または設定します。
パブリック プロパティ Parent 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ Picture ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ Project オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ ProjectItem 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ References 現在、実装されていません。
パブリック プロパティ StartPoint コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ StartPointOf 親オブジェクトの開始点を取得します。

このページのトップへ

メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド GetEndPoint コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。
パブリック メソッド GetStartPoint コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。
パブリック メソッド IsSelf 指定したコード要素が他のコード要素と同じかどうかを確認します。

このページのトップへ

解説

VCCodeElement オブジェクトは、既存の Visual C++ 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) ソリューションにコード要素レベルでコード モデル機能を提供します。 主にこのオブジェクトは、ソース ファイル内でアクセスできるコード要素 (クラス宣言、識別子、関数定義など) を検索および変更するために使用します。

注意

このオブジェクトが持つ機能の大部分は、Visual Studio の CodeElement オブジェクトによって提供されます。詳細については、CodeElement オブジェクトを参照してください。

このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。

この例では、新しく追加したクラスを VCCodeElement オブジェクトに割り当てます。

Sub GetVCCodeElement()
    Dim vcCM As VCCodeModel
    Dim vcCodeElement As VCCodeElement
    vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
    vcCodeElement = vcCM.AddClass("MyClass", "MyClass.h")
End Sub

参照

関連項目

Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel 名前空間