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新規インストール (Service Broker)

Service Broker サービスをインストールする場合、開発者がインストール スクリプトのセットを管理者に渡します。通常、これらのスクリプトには、サービスのメッセージ型、コントラクト、キュー、サービス、およびストアド プロシージャの作成に必要な Transact-SQL ステートメントが含まれます。開発者は、サービスに応じて、対象サービスのためのスクリプト セットに加えて、発信側サービスのための別のスクリプト セットを提供する場合があります。

インストール プロセス

まず、管理者がスクリプトを確認および実行します。次に、管理者が運用環境でアプリケーションを動作させるために必要なセキュリティ プリンシパル、証明書、リモート サービス バインド、およびルートを構成します。

開発環境またはテスト環境では、運用環境と同じユーザー名が使用されていても、そのユーザーに関連付けられた証明書が異なる場合があります。証明書の違いにより、テスト環境と運用環境の分離レベルが高まります。ただし、配置する Transact-SQL コードを変更する必要はありません。開発者は運用環境と同一のコードをテストできます。運用環境で使用されている証明書を管理者が提供する必要はありません。

Service Broker アプリケーションのアンインストール計画

開発者および管理者は、インストール プロセスの一部として、アプリケーションのアンインストール手順を計画およびドキュメント化する必要があります。通常、Service Broker を使用するアプリケーションは、Service Broker によって保証される信頼性の高いメッセージングに依存します。したがって、開発者および管理者は、管理者がアプリケーションをアンインストールする前に、アプリケーションが受信済みメッセージをすべて処理するための戦略を連携してまとめる必要があります。