方法: Code Center Premium ソースをデバッグする
更新 : 2010 年 7 月
Visual Studio 2010 デバッガーでは、Microsoft MSDN Code Center Premium のセキュリティ保護された共有ソースをデバッグできます。
このトピックでは、Visual Studio で Code Center Premium ソース コードを設定し、デバッグする方法について説明します。
Code Center Premium を使用したデバッグを準備するには
スマートカード リーダーを接続し、シェアード ソース イニシアティブから取得したカードを挿入します。
Visual Studio を起動します。
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスで、[デバッグ] ノードを展開し、[全般] をクリックします。
['マイ コードのみ' 設定を有効にする] チェック ボックスをオフにします。
[ソース サーバー サポートを有効にする] を選択します。
[元のバージョンと完全に一致するソース ファイルを必要とする] をオフにします。
[デバッグ] ノードの下にある [シンボル] をクリックします。
[シンボル ファイル (.pdb) の場所] ボックスで、[Microsoft シンボル サーバー] チェック ボックスをオフにし、次の場所を追加します。
https://codepremium.msdn.microsoft.com/symbols
この場所を一覧の最上部に移動して、これらのシンボルが最初に読み込まれるようにします。
[このディレクトリにシンボルをキャッシュ] ボックスに、Code Center Premium がシンボルをキャッシュできる場所を入力します。たとえば、「C:\symbols」と入力します。 シンボルをキャッシュすることにより、デバッグ中のパフォーマンスが大幅に向上します。
この手順を実行した後、Visual Studio でのソース コードのデバッグに問題が発生する場合は、以前にキャッシュされて古くなったシンボル ファイルがキャッシュの場所にないかどうかを確認してください。 古いシンボル ファイルは削除してください。
[OK] をクリックします。
Visual Studio を再起動して、設定が保持されていることを確認します。
[プロセスにアタッチ] を使用してソース コードをデバッグするには
スマートカード リーダーを接続し、シェアード ソース イニシアティブから取得したカードを挿入します。
Visual Studio を起動します。
Visual Studio プロジェクトを開きます。
[ツール] メニューの [プロセスにアタッチ] をクリックします。
[プロセスにアタッチ] ダイアログ ボックスで、[選択] をクリックします。
[コードの種類の選択] ダイアログ ボックスで、[次のコードの種類をデバッグする] をクリックし、[ネイティブ]、[マネージ]、および [マネージ (v4.0)] を選択します。
[OK] をクリックして [コードの種類の選択] ダイアログ ボックスを閉じます。
[選択可能なプロセス] ボックスで、デバッグするプロセスを選択します。
[アタッチ] をクリックします。
証明書を確認するメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。 暗証番号 (PIN) を入力します。 Code Center Premium の使用条件を承諾します (要求された場合)。
ネットワーク速度によっては、シンボルのダウンロードに時間がかかる場合があります。 すべてのシンボルが正常にダウンロードされると、ステータス バーにその旨が表示されます。
ソリューションのすべてのマネージ プロジェクトに対して、アタッチ手順を繰り返します。
既存のソリューションのソース コードをデバッグするには
ソリューション エクスプローラーで、マネージ プロジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロジェクトのプロパティ] で、[デバッグ] ノードをクリックし、[アンマネージ コード デバッグを有効にする] を選択します。 ダイアログ ボックスを閉じます。
ソリューションのすべてのマネージ プロジェクトに対して、手順 1. ~ 2. を繰り返します。
Code Center Premium ソースを使用したソリューションをデバッグするには
Package クラスで、パッケージ コンストラクターにブレークポイントを設定します。
[デバッグ] メニューの [デバッグ開始] をクリックします。
パッケージ コンストラクターのブレークポイントに到達したら、[呼び出し履歴] ウィンドウに移動します。シンボルを読み込むアセンブリのスタック フレームを右クリックし、[シンボルの読み込み] をクリックします。
ソースを読み込むには、呼び出しフレームをダブルクリックします。
Code Center Premium のソース コードを参照するには
スマートカード リーダーを接続し、シェアード ソース イニシアティブから取得したカードを挿入します。
Internet Explorer を起動し、URL として「https://codepremium.msdn.microsoft.com」と入力します。
必要なソースを探します。
参照
概念
その他の技術情報
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
---|---|---|
2010 年 7 月 |
現在の Code Center Premium のワークフローを反映するように情報を更新しました。 |
コンテンツ バグ修正 |