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パラメータ化されたフィルタを使用してマージ レプリケーションのスナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

パラメータ化されたフィルタを使用してパブリケーションのスナップショットを生成する際には、最初にすべてのパブリッシュ済みデータとサブスクリプションのサブスクライバ メタデータを含む標準 (スキーマ) スナップショットを生成する必要があります。詳細については、「初期スナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。スキーマ スナップショットを作成した後で、パブリッシュ済みデータのサブスクライバ固有のパーティションを含むスナップショットを作成できます。

ストアド プロシージャとスナップショット エージェントを使用して、次の操作を実行できます。

  • サブスクライバが最初に同期するときに、スナップショットの生成と適用を要求できます。
  • 各パーティションのスナップショットを事前に生成できます。
  • 各サブスクライバのスナップショットを手動で生成できます。
    セキュリティに関する注意   可能であれば、セキュリティ資格情報の入力を、ユーザーに対して実行時に求めるようにしてください。スクリプト ファイルに資格情報を格納する必要がある場合、不正なアクセスを防ぐために、ファイルをセキュリティ保護する必要があります。

サブスクライバでスナップショットの生成と配信を開始するためのパブリケーションを作成するには

  1. パブリッシャ側のパブリケーション データベースに対して、sp_addmergepublication (Transact-SQL) を実行します。次のパラメータを指定します。

    • @publication に、パブリケーション名を指定します。
    • @allow_subscriber_initiated_snapshot に、true を指定します。これにより、サブスクライバがスナップショット プロセスを開始できるようになります。
    • (省略可) @max_concurrent_dynamic_snapshots に、同時に実行できる動的スナップショット プロセスの数を指定します。最大限の数のプロセスが実行しているときに、サブスクライバがスナップショットを生成しようとすると、そのプロセスはキューに格納されます。既定では、同時プロセスの数に限度はありません。
  2. パブリッシャで、sp_addpublication_snapshot (Transact-SQL) を実行します。手順 1. で使用したパブリケーション名を @publication に指定し、レプリケーション スナップショット エージェントを実行するときに使用される Microsoft Windows 資格情報を @job_login@password に指定します。エージェントがパブリッシャに接続する際に SQL 認証を使用する場合は、さらに @publisher_security_mode0 を指定し、@publisher_login@publisher_password に Microsoft SQL Server ログイン情報を指定する必要があります。これにより、パブリケーション用のスナップショット エージェント ジョブが作成されます。初期スナップショットの作成と、スナップショット エージェントのカスタム スケジュールの定義については、「初期スナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

    ms146920.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
    リモート ディストリビュータを使用するパブリッシャを構成する場合は、job_login および job_password を含むすべてのパラメータに指定された値がディストリビュータにプレーン テキストとして送信されます。このストアド プロシージャを実行する前に、パブリッシャとそのリモート ディストリビュータ間の接続を暗号化する必要があります。詳細については、「SQL Server への接続の暗号化」を参照してください。
  3. sp_addmergearticle (Transact-SQL) を実行して、パブリケーションにアーティクルを追加します。このストアド プロシージャは、パブリケーション内の各アーティクルについて 1 回ずつ実行する必要があります。パラメータ化されたフィルタを使用する場合には、@subset_filterclause パラメータを使用して 1 つ以上のアーティクルにパラメータ化された行フィルタを指定する必要があります。詳細については、「マージ アーティクルに対してパラメータ化した行フィルタを定義および変更する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  4. 他のアーティクルがパラメータ化された行フィルタに基づいてフィルタ選択される場合、sp_addmergefilter (Transact-SQL) を実行して、アーティクル間の結合レコード リレーションシップまたは論理レコード リレーションシップを定義します。このストアド プロシージャは、定義する各リレーションシップにつき 1 回ずつ実行する必要があります。詳細については、「マージ アーティクル間の結合フィルタを定義および変更する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  5. マージ エージェントでサブスクライバを初期化するためにスナップショットが必要な場合、要求側のサブスクリプションのパーティションのスナップショットが自動的に生成されます。

パブリケーションを作成し、スナップショットを事前に生成、または自動更新するには

  1. sp_addmergepublication (Transact-SQL) を実行して、パブリケーションを作成します。詳細については、「パブリケーションを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  2. パブリッシャで、sp_addpublication_snapshot (Transact-SQL) を実行します。手順 1. で使用したパブリケーション名を @publication に指定し、スナップショット エージェントを実行するときに使用される Windows 資格情報を @job_login@password に指定します。エージェントがパブリッシャに接続する際に SQL 認証を使用する場合、さらに @publisher_security_mode0 を指定し、@publisher_login@publisher_password に SQL Server ログイン情報を指定する必要があります。これにより、パブリケーション用のスナップショット エージェント ジョブが作成されます。初期スナップショットの作成と、スナップショット エージェントのカスタム スケジュールの定義については、「初期スナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

    ms146920.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
    リモート ディストリビュータを使用するパブリッシャを構成する場合は、job_login および job_password を含むすべてのパラメータに指定された値がディストリビュータにプレーン テキストとして送信されます。このストアド プロシージャを実行する前に、パブリッシャとそのリモート ディストリビュータ間の接続を暗号化する必要があります。詳細については、「SQL Server への接続の暗号化」を参照してください。
  3. sp_addmergearticle (Transact-SQL) を実行して、パブリケーションにアーティクルを追加します。このストアド プロシージャは、パブリケーション内の各アーティクルについて 1 回ずつ実行する必要があります。パラメータ化されたフィルタを使用する場合には、@subset_filterclause パラメータを使用して 1 つのアーティクルにパラメータ化された行フィルタを指定する必要があります。詳細については、「マージ アーティクルに対してパラメータ化した行フィルタを定義および変更する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  4. 他のアーティクルがパラメータ化された行フィルタに基づいてフィルタ選択される場合、sp_addmergefilter (Transact-SQL) を実行して、アーティクル間の結合レコード リレーションシップまたは論理レコード リレーションシップを定義します。このストアド プロシージャは、定義する各リレーションシップにつき 1 回ずつ実行する必要があります。詳細については、「マージ アーティクル間の結合フィルタを定義および変更する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  5. パブリッシャのパブリケーション データベースで sp_helpmergepublication (Transact-SQL) を実行します。このとき、手順 1. の @publication を指定します。結果セットの snapshot_jobid の値を確認します。

  6. 手順 5. で得られた snapshot_jobid の値を、uniqueidentifier に変換します。

  7. パブリッシャの msdb データベースに対して、sp_start_job (Transact-SQL) を実行します。@job_id には、手順 6. で得られた変換済みの値を指定します。

  8. パブリッシャ側のパブリケーション データベースに対して、sp_addmergepartition (Transact-SQL) を実行します。手順 1. のパブリケーション名を @publication に指定します。パーティションの定義に使用する値には、フィルタ句で SUSER_SNAME (Transact-SQL) が使用されている場合は @suser_sname、フィルタ句で HOST_NAME (Transact-SQL) が使用されている場合は @host_name を指定します。

  9. パブリッシャ側のパブリケーション データベースに対して、sp_adddynamicsnapshot_job (Transact-SQL) を実行します。手順 1. のパブリケーション名を @publication に指定します。手順 8. で使用した @suser_sname または @host_name の値を指定し、ジョブのスケジュールを指定します。これにより、指定されたパーティションにパラメータ化スナップショットを生成するジョブが作成されます。詳細については、「同期スケジュールを指定する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

    ms146920.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    このジョブは、手順 2. で定義した初期スナップショット ジョブと同じ Windows アカウントを使用して実行されます。このパラメータ化されたスナップショット ジョブおよび関連するデータ パーティションを削除するには、sp_dropdynamicsnapshot_job (Transact-SQL) を実行します。
  10. パブリッシャ側のパブリケーション データベースに対して、sp_helpmergepartition (Transact-SQL) を実行し、手順 1. の @publication の値および手順 8. の @suser_sname または @host_name の値を指定します。結果セットの dynamic_snapshot_jobid の値を確認します。

  11. ディストリビュータ側の msdb データベースに対して、sp_start_job (Transact-SQL) を実行します。@job_id には、手順 9. で得られた値を指定します。これにより、そのパーティションに対してパラメータ化されたスナップショット ジョブが開始されます。

  12. 手順 8. ~ 11. を繰り返し実行して、各サブスクリプションについてパーティション スナップショットを生成します。

パブリケーションを作成し、各パーティションのスナップショットを手動で作成するには

  1. sp_addmergepublication (Transact-SQL) を実行して、パブリケーションを作成します。詳細については、「パブリケーションを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  2. パブリッシャで、sp_addpublication_snapshot (Transact-SQL) を実行します。手順 1. で使用したパブリケーション名を @publication に指定し、スナップショット エージェントを実行するときに使用される Windows 資格情報を @job_login@password に指定します。エージェントがパブリッシャに接続する際に SQL 認証を使用する場合、さらに @publisher_security_mode0 を指定し、@publisher_login@publisher_password に SQL Server ログイン情報を指定する必要があります。これにより、パブリケーション用のスナップショット エージェント ジョブが作成されます。初期スナップショットの作成と、スナップショット エージェントのカスタム スケジュールの定義については、「初期スナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

    ms146920.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
    リモート ディストリビュータを使用するパブリッシャを構成する場合は、job_login および job_password を含むすべてのパラメータに指定された値がディストリビュータにプレーン テキストとして送信されます。このストアド プロシージャを実行する前に、パブリッシャとそのリモート ディストリビュータ間の接続を暗号化する必要があります。詳細については、「SQL Server への接続の暗号化」を参照してください。
  3. sp_addmergearticle (Transact-SQL) を実行して、パブリケーションにアーティクルを追加します。このストアド プロシージャは、パブリケーション内の各アーティクルについて 1 回ずつ実行する必要があります。パラメータ化されたフィルタを使用する場合には、@subset_filterclause パラメータを使用して 1 つ以上のアーティクルにパラメータ化された行フィルタを指定する必要があります。詳細については、「マージ アーティクルに対してパラメータ化した行フィルタを定義および変更する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  4. 他のアーティクルがパラメータ化された行フィルタに基づいてフィルタ選択される場合、sp_addmergefilter (Transact-SQL) を実行して、アーティクル間の結合レコード リレーションシップまたは論理レコード リレーションシップを定義します。このストアド プロシージャは、定義する各リレーションシップにつき 1 回ずつ実行する必要があります。詳細については、「マージ アーティクル間の結合フィルタを定義および変更する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  5. スナップショット ジョブを開始するか、コマンド プロンプトからレプリケーション スナップショット エージェントを実行して、標準のスナップショット スキーマおよびその他のファイルを生成します。詳細については、「初期スナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。

  6. 再びコマンド プロンプトからレプリケーション スナップショット エージェントを実行し、一括コピー (.bcp) ファイルを生成します。パーティション スナップショットの場所を -DynamicSnapshotLocation に指定し、次の 2 つのプロパティを指定して、パーティションを定義します。

  7. 手順 6. を繰り返し実行して、各サブスクリプションについてパーティション スナップショットを生成します。

  8. サブスクリプションごとにマージ エージェントを実行して、初期のパーティション スナップショットをサブスクライバに適用します。次のプロパティを指定します。

    • -Hostname - HOST_NAME の実際の値が無効にされている場合にパーティションの定義に使用する値。
    • -DynamicSnapshotLocation - このパーティションの動的スナップショットの場所。
ms146920.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
レプリケーション エージェントのプログラミングの詳細については、「レプリケーション エージェント実行可能ファイルのプログラミング」を参照してください。

使用例

次の例では、サブスクライバによってスナップショット生成プロセスが開始される場合に、パラメータ化されたフィルタを使用してマージ パブリケーションを作成します。@job_login および @job_password に指定する値は、スクリプト変数を使用して渡されます。

-- To avoid storing the login and password in the script file, the value 
-- is passed into SQLCMD as a scripting variable. For information about 
-- how to use scripting variables on the command line and in SQL Server
-- Management Studio, see the "Executing Replication Scripts" section in
-- the topic "Programming Replication Using System Stored Procedures".

--Add a new merge publication.
DECLARE @publicationdb AS sysname;
DECLARE @publication AS sysname;
DECLARE @table1 AS sysname;
DECLARE @table2 AS sysname;
DECLARE @filter AS sysname;
DECLARE @schema_hr AS sysname;
DECLARE @schema_sales AS sysname;

SET @publicationdb = N'AdventureWorks';
SET @publication = N'AdvWorksSalesPersonMerge';
SET @table1 = N'Employee';
SET @table2 = N'SalesPerson';
SET @filter = N'SalesPerson_Employee';
SET @schema_hr = N'HumanResources';
SET @schema_sales = N'Sales';

USE [AdventureWorks];

-- Enable AdventureWorks for merge replication.
EXEC sp_replicationdboption
  @dbname = @publicationdb,
  @optname = N'merge publish',
  @value = N'true';  

-- Create new merge publication with Subscriber requested snapshot
-- and using the default agent schedule. 
EXEC sp_addmergepublication 
  @publication = @publication, 
  @description = N'Merge publication of AdventureWorks.', 
  @allow_subscriber_initiated_snapshot = N'true',
  @publication_compatibility_level = N'90RTM';

-- Create a new snapshot job for the publication, using the default schedule.
-- Pass credentials at runtime using sqlcmd scripting variables.
EXEC sp_addpublication_snapshot 
  @publication = @publication, 
  @job_login = $(login), 
  @job_password = $(password);

-- Add an article for the Employee table, 
-- which is horizontally partitioned using 
-- a parameterized row filter.
EXEC sp_addmergearticle 
  @publication = @publication, 
  @article = @table1, 
  @source_owner = @schema_hr, 
  @source_object = @table1, 
  @type = N'table', 
  @description = 'contains employee information', 
  @subset_filterclause = N'[LoginID] = HOST_NAME()';

-- Add an article for the SalesPerson table, 
-- which is partitioned based on a join filter.
EXEC sp_addmergearticle 
  @publication = @publication, 
  @article = @table2, 
  @source_owner = @schema_sales, 
  @source_object = @table2, 
  @type = N'table', 
  @description = 'contains salesperson information';

-- Add a join filter between the two articles.
EXEC sp_addmergefilter 
  @publication = @publication, 
  @article = @table1, 
  @filtername = @filter, 
  @join_articlename = @table2, 
  @join_filterclause = N'[Employee].[EmployeeID] = [SalesPerson].[SalesPersonID]', 
  @join_unique_key = 1, 
  @filter_type = 1;
GO

-- Start the agent job to generate the full snapshot for the publication.
-- The filtered data snapshot is generated automatically the first time 
-- the subscription is synchronized. 
DECLARE @publication AS sysname;
SET @publication = N'AdvWorksSalesPersonMerge';

EXEC sp_startpublication_snapshot 
  @publication = @publication;
GO

次の例では、パラメータ化されたフィルタを使用してパブリケーションを作成します。各サブスクライバでは sp_addmergepartition を実行することでパーティションを定義し、パーティション情報を渡して sp_adddynamicsnapshot_job を実行することで、フィルタ選択したスナップショット ジョブを作成します。@job_login および @job_password に指定する値は、スクリプト変数を使用して渡されます。

-- To avoid storing the login and password in the script file, the value 
-- is passed into SQLCMD as a scripting variable. For information about 
-- how to use scripting variables on the command line and in SQL Server
-- Management Studio, see the "Executing Replication Scripts" section in
-- the topic "Programming Replication Using System Stored Procedures".

--Add a new merge publication.
DECLARE @publicationdb AS sysname;
DECLARE @publication AS sysname;
DECLARE @table1 AS sysname;
DECLARE @table2 AS sysname;
DECLARE @filter AS sysname;
DECLARE @schema_hr AS sysname;
DECLARE @schema_sales AS sysname;

SET @publicationdb = N'AdventureWorks';
SET @publication = N'AdvWorksSalesPersonMerge';
SET @table1 = N'Employee';
SET @table2 = N'SalesPerson';
SET @filter = N'SalesPerson_Employee';
SET @schema_hr = N'HumanResources';
SET @schema_sales = N'Sales';

USE [AdventureWorks];

-- Enable AdventureWorks for merge replication.
EXEC sp_replicationdboption
  @dbname = @publicationdb,
  @optname = N'merge publish',
  @value = N'true';  

-- Create new merge publication.  
EXEC sp_addmergepublication 
  @publication = @publication, 
  @description = N'Merge publication of AdventureWorks.', 
  @allow_subscriber_initiated_snapshot = N'false';

-- Create a new snapshot job for the publication, using the 
-- default schedule. Pass credentials at runtime using 
-- sqlcmd scripting variables.
EXEC sp_addpublication_snapshot 
  @publication = @publication, 
  @job_login = $(Login), 
  @job_password = $(password);

-- Add an article for the Employee table, 
-- which is horizontally partitioned using 
-- a parameterized row filter.
EXEC sp_addmergearticle 
  @publication = @publication, 
  @article = @table1, 
  @source_owner = @schema_hr, 
  @source_object = @table1, 
  @type = N'table', 
  @description = 'contains employee information', 
  @subset_filterclause = N'[LoginID] = HOST_NAME()';

-- Add an article for the SalesPerson table, 
-- which is partitioned based on a join filter.
EXEC sp_addmergearticle 
  @publication = @publication, 
  @article = @table2, 
  @source_owner = @schema_sales, 
  @source_object = @table2, 
  @type = N'table', 
  @description = 'contains customer information';

-- Add a join filter between the two articles.
EXEC sp_addmergefilter 
  @publication = @publication, 
  @article = @table1, 
  @filtername = @filter, 
  @join_articlename = @table2, 
  @join_filterclause = N'[Employee].[EmployeeID] = [SalesPerson].[SalesPersonID]', 
  @join_unique_key = 1, 
  @filter_type = 1;
GO

-- Start the snapshot agent job.
DECLARE @publication AS sysname;
SET @publication = N'AdvWorksSalesPersonMerge';

EXEC sp_startpublication_snapshot 
  @publication = @publication;
GO

PRINT '*** Waiting for the initial snapshot.';
GO

-- Create a temporary table to store the filtered data snapshot 
-- job information.
CREATE TABLE #temp (id int,
    job_name sysname,
    job_id uniqueidentifier,
    dynamic_filter_login sysname NULL,
    dynamic_filter_hostname sysname NULL,
    dynamic_snapshot_location nvarchar(255),
    frequency_type int, 
    frequency_interval int, 
    frequency_subday_type int,
    frequency_subday_interval int, 
    frequency_relative_interval int, 
    frequency_recurrence_factor int, 
    active_start_date int, 
    active_end_date int, 
    active_start_time int, 
    active_end_time int
)

-- Create each snapshot for a partition 
-- The initial snapshot must already be generated.
DECLARE @publication AS sysname;
DECLARE @jobname AS sysname
DECLARE @hostname AS sysname
SET @publication = N'AdvWorksSalesPersonMerge';
SET @hostname = N'adventure-works\Fernando';

WHILE NOT EXISTS(SELECT * FROM sysmergepublications 
    WHERE [name] = @publication 
    AND snapshot_ready = 1)
BEGIN
    WAITFOR DELAY '00:00:05'
END

-- Create a data partition by overriding HOST_NAME().
EXEC sp_addmergepartition 
  @publication = @publication,
  @host_name = @hostname;

-- Create the filtered data snapshot job, and use the returned 
-- information to start the job.
EXEC sp_adddynamicsnapshot_job 
  @publication = @publication,
  @host_name = @hostname;

INSERT INTO #temp (id, job_name, job_id, dynamic_filter_login,
    dynamic_filter_hostname, dynamic_snapshot_location,
    frequency_type, frequency_interval, frequency_subday_type,
    frequency_subday_interval, frequency_relative_interval, 
    frequency_recurrence_factor, active_start_date, active_end_date, 
    active_start_time,active_end_time)
EXEC sp_helpdynamicsnapshot_job;

SELECT @jobname = (SELECT DISTINCT job_name FROM #temp WHERE dynamic_filter_hostname = @hostname);

EXEC msdb..sp_start_job @job_name = @jobname;
DROP TABLE #temp;
GO

次の例では、各サブスクライバでパーティション情報を入力してデータ パーティションとフィルタ選択したスナップショット ジョブを作成する必要がある場合に、パラメータ化されたフィルタを使用してパブリケーションを作成します。レプリケーション エージェントを手動で実行する場合、サブスクライバではコマンド ライン パラメータを使用してパーティション情報を入力します。この例では、パブリケーションに対するサブスクリプションも作成されることを想定しています。

-- To avoid storing the login and password in the script file, the value 
-- is passed into SQLCMD as a scripting variable. For information about 
-- how to use scripting variables on the command line and in SQL Server
-- Management Studio, see the "Executing Replication Scripts" section in
-- the topic "Programming Replication Using System Stored Procedures".

--Add a new merge publication.
DECLARE @publicationdb AS sysname;
DECLARE @publication AS sysname;
DECLARE @table1 AS sysname;
DECLARE @table2 AS sysname;
DECLARE @filter AS sysname;
DECLARE @schema_hr AS sysname;
DECLARE @schema_sales AS sysname;

SET @publicationdb = N'AdventureWorks';
SET @publication = N'AdvWorksSalesPersonMerge';
SET @table1 = N'Employee';
SET @table2 = N'SalesPerson';
SET @filter = N'SalesPerson_Employee';
SET @schema_hr = N'HumanResources';
SET @schema_sales = N'Sales';

USE [AdventureWorks];

-- Enable AdventureWorks for merge replication.
EXEC sp_replicationdboption
  @dbname = @publicationdb,
  @optname = N'merge publish',
  @value = N'true';  

-- Create new merge publication.  
EXEC sp_addmergepublication 
  @publication = @publication, 
  @description = N'Merge publication of AdventureWorks.', 
  @allow_subscriber_initiated_snapshot = N'false';

-- Create a new snapshot job for the publication, using the 
-- default schedule. Pass credentials at runtime using 
-- sqlcmd scripting variables.
EXEC sp_addpublication_snapshot 
  @publication = @publication, 
  @job_login = $(Login), 
  @job_password = $(Password);

-- Add an article for the Employee table, 
-- which is horizontally partitioned using 
-- a parameterized row filter.
EXEC sp_addmergearticle 
  @publication = @publication, 
  @article = @table1, 
  @source_owner = @schema_hr, 
  @source_object = @table1, 
  @type = N'table', 
  @description = 'contains employee information', 
  @subset_filterclause = N'[LoginID] = HOST_NAME()';

-- Add an article for the SalesPerson table, 
-- which is partitioned based on a join filter.
EXEC sp_addmergearticle 
  @publication = @publication, 
  @article = @table2, 
  @source_owner = @schema_sales, 
  @source_object = @table2, 
  @type = N'table', 
  @description = 'contains customer information';

-- Add a join filter between the two articles.
EXEC sp_addmergefilter 
  @publication = @publication, 
  @article = @table1, 
  @filtername = @filter, 
  @join_articlename = @table2, 
  @join_filterclause = N'[Employee].[EmployeeID] = [SalesPerson].[SalesPersonID]', 
  @join_unique_key = 1, 
  @filter_type = 1;
GO

REM Line breaks are added to improve readability. 
REM In a batch file, commands must be made in a single line.
REM Run the Snapshot agent from the command line to generate the standard snapshot 
REM schema and other files. 
SET DistPub=%computername%
SET PubDB=AdventureWorks 
SET PubName=AdvWorksSalesPersonMerge

"C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\COM\SNAPSHOT.EXE" -Publication %PubName%  
-Publisher %DistPub% -Distributor  %DistPub%  -PublisherDB %PubDB%  -ReplicationType 2  
-OutputVerboseLevel 1  -DistributorSecurityMode 1

PAUSE

REM Run the Snapshot agent from the command line, this time to generate 
REM the bulk copy (.bcp) data for each Subscriber partition.  
SET DistPub=%computername%
SET PubDB=AdventureWorks 
SET PubName=AdvWorksSalesPersonMerge
SET SnapshotDir=\\%DistPub%\repldata\unc\fernando

MD %SnapshotDir%

"C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\COM\SNAPSHOT.EXE" -Publication %PubName%  
-Publisher %DistPub%  -Distributor  %DistPub%  -PublisherDB %PubDB%  -ReplicationType 2  
-OutputVerboseLevel 1  -DistributorSecurityMode 1  -DynamicFilterHostName "adventure-works\Fernando"  
-DynamicSnapshotLocation %SnapshotDir%

PAUSE

REM Run the Merge Agent for each subscription to apply the partitioned 
REM snapshot for each Subscriber.  
SET Publisher = %computername%
SET Subscriber = %computername%
SET PubDB = AdventureWorks 
SET SubDB = AdventureWorksReplica 
SET PubName = AdvWorksSalesPersonMerge 
SET SnapshotDir=\\%DistPub%\repldata\unc\fernando

"C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\COM\REPLMERG.EXE" -Publisher  %Publisher%  
-Subscriber  %Subscriber%  -Distributor %Publisher%  -PublisherDB %PubDB%  
-SubscriberDB %SubDB% -Publication %PubName%  -PublisherSecurityMode 1  -OutputVerboseLevel 3  
-Output -SubscriberSecurityMode 1  -SubscriptionType 3 -DistributorSecurityMode 1  
-Hostname "adventure-works\Fernando"  -DynamicSnapshotLocation %SnapshotDir%

PAUSE

参照

処理手順

パラメータ化されたフィルタを使用してマージ パブリケーションのスナップショットを作成する方法 (RMO プログラミング)
初期スナップショットを作成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

概念

システム ストアド プロシージャを使用したレプリケーションのプログラミング

その他の技術情報

パラメータ化された行フィルタ
パラメータ化されたフィルタを使用したマージ パブリケーションのスナップショット

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手