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WorksheetFunction.NegBinomDist(Double, Double, Double) メソッド

定義

負の二項分布の確率関数の値を返します。 NegBinomDist は、成功の一定の確率がprobability_sされた場合に、number_s番目の成功の前にnumber_fエラーが発生する確率を返します。 この関数は二項分布を計算する BINOMDIST 関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。 さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。

public:
 double NegBinomDist(double Arg1, double Arg2, double Arg3);
public double NegBinomDist (double Arg1, double Arg2, double Arg3);
Public Function NegBinomDist (Arg1 As Double, Arg2 As Double, Arg3 As Double) As Double

パラメーター

Arg1
Double

失敗数: 試行が失敗する回数を指定します。

Arg2
Double

成功数: 分析のしきい値となる、試行が成功する回数を指定します。

Arg3
Double

成功率: 試行が成功する確率を指定します。

戻り値

注釈

この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映する可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。 新しい関数の詳細については、 メソッドに関するページを NegBinom_Dist(Double, Double, Double, Boolean) 参照してください。

たとえば、優れた反射神経を持つ 10 人を見つける必要があり、候補者がこれらの資格を持っている確率が 0.3 であることがわかります。 NegBinomDist は、10 人の有資格候補をすべて見つける前に、特定の数の非適格候補にインタビューする確率を計算します。

失敗数、成功数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。

引数が数値以外の場合、 NegBinomDist は #VALUE を返します。 が返されます。

probability_s < 0 の場合、または確率 > 1 の場合、 NegBinomDist は #NUM を返します。 が返されます。

number_f < 0 または number_s < 1 の場合、 NegBinomDist は #NUM を返します。 が返されます。

負の二項分布は、次の演算式で表されます。

図 1: 負の二項分布の数式

各部分の意味は次のとおりです。

x はnumber_f、r はnumber_s、p はprobability_s。

適用対象