SharePoint Foundation でカスタム WCF サービスの作成と実装を行う
最終更新日: 2011年3月8日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
このチュートリアルでは、Microsoft SharePoint Foundation 2010 でホストされる Microsoft Visual Studio 2010 でカスタムの Windows Communication Foundation (WCF) サービスを作成する方法、およびそのサービスを実装する Windows Forms アプリケーションを作成する方法について説明します。このアプリケーションは、新しい SharePoint Foundation のクライアント側オブジェクト モデルおよび新しい SharePoint Foundation REST インターフェイスも実装します。チュートリアルでは、リモート アプリケーションから新しい API を使用してサイトのデータを操作する方法について説明します。
このチュートリアルの最初の 2 つのパートでは、カスタム WCF サービスを使用する Windows Forms アプリケーションの作成方法について説明します。1 番目のパートでは、ADO.NET Data Services および SharePoint Foundation REST インターフェイスを使用して、リスト内のアイテムの取得と更新を行います。2 番目のパートでは、クライアント オブジェクト モデルを使用して、サイトのデータの取得とリストの変更を行います。チュートリアルの 3 番目のパートでは、サーバー オブジェクト モデルを使用してリスト アイテムをその以前のバージョンに復元する WCF サービスを作成する方法、およびサービスを Windows Forms アプリケーションに実装する方法について説明します。
このチュートリアルは、[プロジェクト] および [社員] という名前の 2 つの SharePoint Foundation カスタム リストが存在することを前提とします。[社員] リストの [プロジェクト] 列は、[プロジェクト] リストの [タイトル] 列に対するルックアップです。[プロジェクト] リストには、[タイトル] 列に加えて [説明] 列と [期限日] 列があります。[社員] リストには、[プロジェクト] 列に加えて [氏名]、[役職]、[チーム] 列があります。[プロジェクト] リストでは、アイテムのバージョン管理が有効になっています。
前提条件
Microsoft SharePoint Foundation 2010
Microsoft Visual Studio 2010 の SharePoint 開発者ツール
このセクションの内容
SharePoint Foundation REST インターフェイスを実装する