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テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用することによる複数のコンピューター上での単体テストの実行

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

Visual Studio Ultimate

Visual Studio Premium

Visual Studio Professional 

Visual Studio Express

トピック該当 トピック該当 トピック該当 トピック該当なし

コンピューター グループを使用して複数のコンピューターで同時にリモートで単体テストを実行できるように、Visual Studio Agents 2010 ソフトウェアによってテスト コントローラーとテスト エージェントをインストールできます。 インストールの詳細については、「Visual Studio Agents、テスト コントローラー、およびビルド コントローラーのインストールと構成」を参照してください。

このコンピューター グループは、単一のテスト コントローラーと 1 つ以上のテスト エージェントから構成されています。 テスト コントローラーとテスト エージェントを使用すると、単一のコンピューターで生成する場合よりも、高い負荷を生成できます。また、単体テストの実行にかかる時間を短縮できます。

一般的なリモート構成

  • Machine1 および Machine2: Visual Studio (複数のテスト担当者が同じコントローラーを使用可能)

  • Machine3: コントローラー (エージェントもインストールされている場合あり)

  • Machine4-n: Machine2 のコントローラーに関連付けられているエージェント

コントローラーおよびエージェントを使用したリモート コンピューター

通常、1 つのテスト コントローラーは複数のテスト エージェントを管理しますが、1 つのエージェントは 1 つのコントローラーだけに関連付けることができます。 各テスト エージェントは、開発者チームで共有できます。 このアーキテクチャにより、テスト エージェントの数を簡単に増やすことができます。

テスト エージェントとテスト コントローラーの対話

テスト コントローラーは、テスト エージェントのセットを管理してテストを実行します。 テスト コントローラーは、テストの開始、テストの停止、テスト エージェント ステータスの追跡、およびテスト結果の収集を行うためにテスト エージェントと通信します。 テスト コントローラーは、単体テストおよびコード化されたユーザー インターフェイス (UI) テストを処理するとき、テストを 100 個単位のグループに分割し、テスト エージェント コンピューターに送信します。 たとえば、250 個の単体テストと 3 つのテスト エージェントがある場合、最初の 100 個の単体テストは agent1 に送信され、次の 100 個の単体テストは agent2 に送信され、残りの 50 個の単体テストは agent3 に送信されます。

テスト コントローラー

テスト コントローラーにはテストを実行するための一般的なアーキテクチャが用意されています。 テスト コントローラーは、単体テストを処理するとき、単体テストを 100 個単位のグループに分割し、テスト エージェント コンピューターに送信します。 たとえば、250 個の単体テストと 3 つのテスト エージェントがある場合、最初の 100 個の単体テストは agent1 に送信され、次の 100 個の単体テストは agent2 に送信され、残りの 50 個の単体テストは agent3 に送信されます。

テスト エージェント

テスト エージェントは、新しいテストを開始するためのテスト コントローラーからの要求を待機するサービスとして実行されます。 要求を受信すると、テスト エージェント サービスはテストを実行するプロセスを開始します。 どのテスト エージェントも同じ単体テストを実行します。

詳細については「テスト コントローラーおよびテスト エージェントの管理」を参照してください。

Visual Studio Agents 2010 に関する情報

テスト コントローラーおよびテスト エージェントのハードウェア要件とソフトウェア要件、Visual Studio Agents 2010 のインストール手順、およびパフォーマンスを最適化するための環境の構成方法の詳細については、「Visual Studio Agents、テスト コントローラー、およびビルド コントローラーのインストールと構成」を参照してください。

テスト コントローラーとテスト エージェントを使用した単体テスト

テスト コントローラーと 1 つ以上のエージェントをインストールしたら、単体テストの実行時に使用するテストの設定で、テスト コントローラーによるリモート実行を利用することを指定できます。 また、テストの設定では、エージェントに関連付けられたロールで使用するデータ アダプターおよび診断アダプターを指定できます。 詳細については、「Visual Studio から自動テストを実行するためのテストの設定の作成」および「コンピューターの設定およびテストの設定を使用した診断情報の収集」を参照してください。

単体テストでのストレスとパフォーマンスのテストの実行

Visual Studio 2010 Ultimate を使用している場合、アプリケーションのストレスとパフォーマンスのテストを実行する単体テストを含むロード テストを作成できます。 ロード テストは、複数のコンピューターでの使用に適しています。 詳細については、「アプリケーションのパフォーマンスおよびストレスのテスト」を参照してください。

タスク

テスト コントローラーとテスト エージェントの設定および使用方法については、以下のトピックを参照してください。

主なタスク

関連するトピック

テスト コントローラー、テスト エージェント、およびテストの設定を使用するように単体テストを設定する: テスト コントローラーおよびエージェントを使用して、複数のコンピューターで単体テストを実行できます。

環境を使用してテスト計画の一部として単体テストを実行する: Visual Studio Test Professional または Visual Studio Ultimate を使用している場合、環境を使用してテスト計画の一部として単体テストを実行することもできます。 環境では、テスト コントローラーとテスト エージェントを使用してテストを実行します。

参照

処理手順

方法: テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用してテストを実行する

概念

既存コードに対する単体テストの作成と実行

アプリケーションのパフォーマンスおよびストレスのテスト

その他の技術情報

チュートリアル: ロード テストでのテスト コントローラーとテスト エージェントの使用