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CStr 関数の戻り値

更新 : 2007 年 11 月

異なる型の expression に対する CStr の戻り値を次の表に示します。

expression の型

CStr の戻り値

ブール型 (Boolean) (Visual Basic)

"True" または "False" を表す文字列

日付型 (Date) (Visual Basic)

システムで設定されている短い形式の日付で Date 型の値 (日付と時刻) を表す文字列

数値データ型

数値を表す文字列

CStr と日付データ型

日付データ型 (Date) には、常に日付と時刻の両方の情報が含まれます。型変換のために、Visual Basic は 1/1/0001 (西暦 1 年 1 月 1 日) を日付の基準値と見なし、00:00:00 (午前 0 時) を時刻の基準値と見なします。CStr では、基準値が結果の文字列に含まれません。たとえば、#January 1, 0001 9:30:00# を文字列に変換すると、結果は "9:30:00 AM" となり、日付情報が省略されます。ただし、元の日付型 (Date) の値には日付情報が残っており、DatePart 関数 (Visual Basic) などの関数を使って復元できます。

メモ :

CStr 関数は、アプリケーションにおける現在のカルチャ設定に基づいて変換処理を実行します。特定のカルチャにおける数の文字表現を調べるには、その数の ToString(IFormatProvider) メソッドを使用します。たとえば、倍精度浮動小数点型 (Double) の値を文字列型 (String) に変換するときには、Double.ToString を使用します。

参照

参照

データ型変換関数

ブール型 (Boolean) (Visual Basic)

日付型 (Date) (Visual Basic)

DatePart 関数 (Visual Basic)