[プロジェクトの場所は信頼されていません] ダイアログ ボックス
更新 : 2007 年 11 月
このダイアログ ボックスは、新しいクライアント プロジェクトを作成しようとするか、UNC (Universal Naming Convention) パスで既存のプロジェクトを開こうとすると表示されます。既定では、UNC パスはプロジェクトの信頼されている場所ではありません。この場所からデバッグまたは実行しようとすると、プロジェクトが正しく動作しない場合があります。
Documents and Settings フォルダのようにネットワークにマップされているローカル フォルダは、信頼されている場所ではありません。したがって、インターネットからダウンロードしたソリューションを含め、マップされているフォルダに保存したソリューションがあると、このダイアログ ボックスが表示されます。
.gif "メモ") メモ : |
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Visual Studio 2008 および Visual Web Developer 2008 Express Edition のすべてのバージョンでは、Visual Basic プロジェクトまたは C# プロジェクトを UNC パスに作成するとこのダイアログ ボックスが表示されます。 |
ファイル共有のセキュリティ ポリシーを変更して、このダイアログ ボックスが表示されないようにすることができます。詳細については、「セキュリティ ポリシーの設定」を参照してください。
次のツールは、ファイル共有に影響を与えるポリシーを変更します。
Mscorcfg.msc
ファイル共有に影響を与えるポリシーを変更する簡単な方法の 1 つは、Mscorcfg.msc を使用して特定のファイル共有に FullTrust アクセス許可を与えることです。この変更を行うには、そのコンピュータの管理者である必要があります。
ファイル共有に FullTrust アクセス許可を与えるには
Mscorcfg.msc を起動します。
[ランタイム セキュリティ ポリシー] ノード、[コンピュータ] ノード、[コード グループ] ノード、[All_Code] ノードの順に展開し、[LocalIntranet_Zone] ノードを強調表示します。
右側のペインの [子コード グループを追加] をクリックします。
[新しいコード グループを作成する] をクリックし、コード グループの名前を入力し、[次へ] をクリックします。
URL の条件の種類を選択し、プロジェクトの共有場所への UNC パスを「file://\\servername\sharename\*」の形式で入力します。ここで、\\servername\sharename は共有の名前です。[次へ] をクリックします。
メモ :パスの最後にアスタリスクを付けることに注意してください。
[既存のアクセス許可セットを使用]、[FullTrust] の順に選択し、[次へ] をクリックします。
[完了] をクリックします。
Visual Studio を再起動します。
Caspol.exe
caspol.exe を使ってこの変更を行うには、次のコマンド ラインを使用します。この変更を行うには、そのコンピュータの管理者である必要があります。
caspol -m -ag 1.2 -url urlname FullTrust