時系列サンプルの Readme

[このトピックはプレリリース版のドキュメントであり、今後のリリースでは変更される場合があります。空のトピックがプレースホルダーとして含まれています。ご注意 : マイクロソフトでは、より多くのコンテンツを日本語で提供できるよう、機械翻訳などの方法によってローカライズされたドキュメントを提供する場合があります。このプレリリース版の一部のコンテンツはそのような方法によってローカライズされたものです。私たちマイクロソフトは、このような方法でローカライズされたものが必ずしも最適ではなく、語彙、構文、文法における誤りを含む可能性を認識しています。このコンテンツの最終版は、従来の方法によるローカライズで行われ、その品質は旧版と同等のものになります。]

このサンプルは、SQL Server 2005 および SQL Server 2008 でのみ動作します。SQL Server 2005 より前のバージョンでは動作しません。

SQL Server の時系列サンプルでは、CLR を SQL Server に統合する方法を示します。このサンプルでは、この統合によって次の利点が得られることを中心に示します。

  • CLR は優れたプログラミング モデルであり、SQL Server 開発者がこれまで利用できなかった構成要素と機能を備えていること。
  • 標準化された環境である Visual Studio 開発環境による、合理的な開発が可能になること。
  • パフォーマンスとスケーラビリティの強化。

このサンプルは IA64 ではサポートされていません。

注意

SQLCLR サンプルをコンパイルするときに、SQL Server に付属する Microsoft .NET Framework コンパイラのバージョンのパスを、PATH 環境変数内で最初の Framework ディレクトリにする必要があります。SQL Server に付属するコンパイラの場所は、drive:\WINNT\Microsoft.NET\Framework\v2.0.xxxxx または drive:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.xxxxx のどちらかです。drive はインストール ドライブ、xxxxx は SQL Server に付属している .NET Framework のバージョンです。

既定のインストール ディレクトリは、C:\Program Files\Microsoft SQL Server\100\Samples\Engine\Programmability\CLR\TimeSeries です。

SQL Server のサンプルやサンプル データベースを表示したり使用したりするには、まずそれをダウンロードしてインストールする必要があります。詳細については、「SQL Server のサンプルとサンプル データベースのインストールに関する注意点」を参照してください。

シナリオ

あるアナリストが、株式市場の履歴データを調べて連続的な観測が示す傾向を見つけ、そのデータに基づいて将来を予測します。

言語

Visual C#。

機能

時系列サンプルでは、SQL Server の次の機能を使用します。

アプリケーション領域 機能

全体

CLR ストアド プロシージャ、CLR テーブル値関数、CLR スカラ値関数。

LR ストアド プロシージャ、CLR ストアド プロシージャからの Transact-SQL ストアド プロシージャの呼び出し、VARBINARY(MAX) データ型。

サンプルの概要

このサンプルは、次の要素で構成されています。

  • 時系列ライブラリ : 時系列ライブラリには、一般的な時系列分析で使用される一連のルーチンが格納されています。このルーチンは、Transact-SQL および CLR に、ストアド プロシージャおよび関数として実装されます。時系列ライブラリを Transact-SQL として実装しても、CLR 実装を完全に置き換えることはできませんが、時系列ライブラリの CLR 実装のサブセットとしては使用できます。時系列ライブラリの CLR 実装を行うには、<ApplicationFolder>\Library\Readme.htm を参照してください。時系列ライブラリの Transact-SQL 実装を行うには、<ApplicationFolder>\TimeSeries_TSQL\Readme.htm を参照してください。
  • Personal Stock Planner : PersonalStockPlanner は、ライブラリのルーチンを呼び出す Excel ベースのアプリケーションです。このアプリケーションをセットアップして使用するには、<ApplicationFolder>\PersonalStockPlanner\Readme.htm の指示に従ってください。PersonalStockPlanner を使用する前に、時系列ライブラリについてよく理解しておくことをお勧めします。

前提条件

このサンプルを実行する前に、次のソフトウェアがインストールされていることを確認してください。

  • SQL Server または SQL Server Express。SQL Server Express は、SQL Server Express ドキュメントとサンプルの Web サイトから無償で入手できます。
  • Microsoft Visual Studio 2005 以降。
  • Microsoft Visual Studio 2005 Tools for the Microsoft Office System
  • Microsoft Office Excel 2003 SP1 または SP2

コメント

このサンプルを正しく機能させるには、SQL Server または SQL Server Express の CLR を有効にする必要があります。

サンプルは、演習目的で利用するためにのみ提供されています。サンプルを運用環境で使用することは想定されていないため、運用環境でのサンプルのテストは行われていません。Microsoft では、これらのサンプルに関する製品サポート サービスを提供していません。システム管理者の承認を得ることなく、サンプル アプリケーションやサンプル アセンブリを、運用中の SQL Server データベースやレポート サーバーに接続したり、これらのデータと共に使用することは避けてください。

参照

概念

CLR プログラミング サンプル

その他の技術情報

CLR (共通言語ランタイム) 統合のプログラミング概念

ヘルプおよび情報

SQL Server 2008 R2 の参考資料の入手