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XML の処理オプション

ここでは、XML データの処理を目的として提供されているテクノロジの概要を説明します。 以下のオプションの詳細を知ることは、特定のアプリケーションに使用するテクノロジを決定するのに役立ちます。

.NET Framework のオプション

オプション

名前空間

説明

LINQ to XML

System.Xml.Linq

LINQ to XML は、XML データにアクセスするためのメモリ内インターフェイスです。更新され再設計された DOM インターフェイスに匹敵する機能を備えています。 LINQ to XML では、.NET Framework 3.5 の新機能である .NET Framework 統合言語クエリ (LINQ) を利用しています。

XmlReader

System.Xml

XmlReader クラスを使用することで、高速、非キャッシュ、前方参照専用で XML データにアクセスできます。

XmlWriter

System.Xml

XmlWriter クラスを使用することで、高速、非キャッシュ、前方参照専用で XML データを生成できます。

XmlDocument

System.Xml

XmlDocument クラスは、W3C 勧告の DOM Level 1 Core インターフェイスおよび DOM Level 2 Core インターフェイスを実装し、XML ドキュメントの読み取りと作成の機能を実現します。

XPathNavigator

System.Xml.XPath

XPathNavigator クラスは、XmlDocument または XPathDocument における、XML ドキュメントに対する複数の編集オプションとナビゲーション機能を備えています。

XslCompiledTransform

System.Xml.Xsl

XslCompiledTransform クラスは、XSL 変換を使用して XML データを変換するためのオプションを提供します。 新しい XSLTC.exe ツールを利用して、アプリケーション内からプリコンパイルした変換を参照できます。

Win32 オプションと COM ベースのオプション

オプション

説明

XmlLite

XmlLite は、高速、安全、非キャッシュ、前方参照専用の XML パーサーです。これを利用して、高性能の XML アプリケーションを開発できます。 XmlLite はダイナミック リンク ライブラリ (DLL) を使用できる任意の言語で利用できますが、C++ の使用をお勧めします。

MSXML

MSXML は、Microsoft Windows に付属する、XML 処理のための COM ベース テクノロジです。 MSXML はドキュメント オブジェクト モデル (DOM) をネイティブで実装し、XPath と XSLT をサポートしています。 MSXML には、SAX2 イベントベース パーサーも含まれています。

参照

参照

XSLT コンパイラ (xsltc.exe)

概念

XmlReader による XML の読み取り

XPath データ モデルを使用した XML データの処理

その他の技術情報

XmlWriter による XML の書き方

DOM モデルを使用した XML データの処理