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CButton::SetDropDownState

現在の分割ボタン コントロールのドロップダウン状態を設定します。

BOOL SetDropDownState(
     BOOL fDropDown
);

パラメーター

パラメーター

説明

[入力] fDropDown

BST_DROPDOWNPUSHED の状態を設定true ; それ以外 false。

戻り値

このメソッドが成功した場合は true。それ以外の場合は false。

解説

分割ボタン コントロールに BS_SPLITBUTTON または BS_DEFSPLITBUTTON のスタイルがあり、ボタンとドロップダウン矢印から右に構成されます。詳細については、「Button Styles」を参照してください。通常、ドロップダウン状態は、ユーザーがドロップダウン矢印をクリックしたときに設定されます。プログラムでコントロールのドロップダウン状態を設定するには、このメソッドを使用します。状態を示すには、影付きにドロップダウン矢印が描画されます。

このメソッドは Windows SDKで説明する BCM_SETDROPDOWNSTATE のメッセージを送信します。

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

このメソッドは、Windows Vista およびそれ以降のバージョンでサポートされています。

このメソッドに関するその他の要件については、「Windows Vista コモン コントロールの作成要件」を参照してください。

使用例

次のコード例では、プログラムで分割ボタン コントロールへのアクセスに使用される変数、m_splitButtonを定義します。この変数は次のように使用されます。

public:
    // Variable to access programatically defined command link control.
    CButton m_cmdLink;
    // Variable to access programatically defined split button control. 
    CButton m_splitButton;

次のコード例は、ドロップダウン矢印が押されていることを示すために、分割ボタン コントロールの状態を設定します。

    /* Set the state of the split button control to indicate that 
    the drop-down arrow is pushed. The arrow is drawn shaded to 
    indicate the state.
    */
    m_splitButton.SetDropDownState( TRUE );

参照

関連項目

CButton クラス

階層図

BCM_SETDROPDOWNSTATE