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ウィザードを起動する .vsz ファイルの構成

Visual Studio アドインは、Visual Studio 2013 では使用されなくなりました。 アドインを VSPackage 拡張機能にアップグレードしてください。 アップグレードの詳細については、「FAQ: アドインを VSPackage 拡張に変換する」を参照してください。

Visual Studio では、ウィザードの起動に .vsz という種類のファイルを使用します。 Visual Studio では、この .vsz 拡張子の付いたテキスト ファイルを使用して、呼び出すウィザードとそのウィザードに渡す情報が判断されます。

INI ファイルとの比較

.vsz ファイルは、.ini 形式のテキスト ファイルの簡略化バージョンですが、ラベル付きのセクションはありません。 最初のセクションには、Visual Studio 環境で認識される情報が格納されます。 2 番目のセクションでは、ウィザード固有のパラメーターをその環境で収集し、ウィザードに渡すことができます。

サンプルの .vsz ファイルの例を次に示します。

VSWizard 8.0
Wizard=VIDWizard.CBlankSiteWizard
Param=<item1>
Param=<item2>
…

注意

Wizard の値には、8 文字、4 文字、4 文字、4 文字、および 12 文字の各セクションで構成される {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} 形式の GUID も指定できます。

このファイルは、次のセクションで構成されています。

  • VSWizard - テンプレート ファイル形式のバージョン番号です。Visual Studio の場合は "VSWizard 8.0" になります。それ以外の番号は無効です。無効な番号を使用すると、"無効な形式" エラーが発生します。

  • Wizard - MyWizard.MyClass などのプログラム ID (ProgID)、または Visual Studio で一緒に作成する必要のあるウィザードの CLSID を表す文字列 GUID です。

  • Param — これらのパラメーターは省略可能で、ウィザードに必要な数だけ追加できます。 .vsz ファイルからウィザードに追加のカスタム パラメーターを渡すことができるようにする場合に使用します。 各値は、配列内の文字列要素としてウィザードに渡されます。

参照

処理手順

方法 : アドインを作成する

チュートリアル : ウィザードの作成

概念

.vsdir ファイルを使用した [項目の追加] ダイアログ ボックスおよび [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスへのウィザードの追加

その他の技術情報

アドインおよびウィザードの作成