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許可フラグ - PassportSiteID

Windows Live Messenger のアプリ ディレクトリでアプリケーションの PassportSiteID フラグが有効になっている場合、Messenger クライアントはアプリケーションのロード時に Microsoft .NET Passport 認証を実行します。また、User オブジェクトでは Email、Name、 および .NET Passport Unique ID (PUID) の 3 つの追加のプロパティが使用可能になります。

これらのプロパティにアクセスすることにより、アプリケーションは電子メール アドレス、ユーザー名、およびサインイン時に使用する .NET Passport の PUID を取得できます。

注意   ユーザーのプライバシーを保護するため、アプリケーションがこの機能を使用する場合にはプログラムからユーザーの個人情報にアクセスすることをユーザーに通知する必要があります。この通知には、どの情報 (電子メールアドレス、ユーザー名、PUID、または IP アドレス) がアクセス対象となるのかを明示し、情報へのアクセスの前にユーザーが取り消せるようにする必要があります。

この許可フラグを申請するにあたっては、なぜそのアプリケーションがローカル ユーザーの電子メールアドレス、ユーザー名、PUID、または IP アドレスにアクセスする機能を持つ必要があるのかを明確にし、上記のプライバシー要件に準拠するようにしなければなりません。

この許可フラグは、ローカルまたはリモートの参加者に電子メールを送付するアプリケーションや、PUID によってユーザーを特定するアプリケーションにとって便利です。

注意   この許可フラグは、現時点では Windows Live 以外のサイトへの自動サインインに対応していません。将来的にはこうした機能を完全に実装する予定です。この機能に関する最新情報については、Windows Live サポート チーム (activity@microsoft.com) へお問い合わせください。

関連項目

概念

User オブジェクト
User.EMail プロパティ (制限付き)
User.Name プロパティ (制限付き)
User.PUID プロパティ (制限付き)