Team Foundation Server に影響するハードウェアの問題の切り分け

更新 : 2007 年 11 月

ここでは、Team Foundation Server で発生するハードウェアの問題を整理して切り分ける方法について説明します。

ハードウェアの問題の切り分け

ハードウェアのトラブルシューティングを実行するときは、デバイスの無効化や削除を行って、できるだけ単純な構成にすることから始めます。問題のデバイスを切り分けるまで、構成を少しずつ単純にしたり複雑にしたりしていきます。

ハードウェアのチェック

診断の結果、ハードウェアの問題に行き着いた場合は、メーカーから提供されている診断ソフトウェアを実行できます。こうしたプログラムでは、セルフテストが実行され、ハードウェアに誤動作や障害があって交換が必要かどうかが確認されます。また、対象のデバイスを別のコンピュータにインストールして、懸案事項の原因がシステム固有の構成にないかどうかを確認することもできます。システムを使用できないためにユーザーが受ける影響をできるだけ小さくするために、障害のあるハードウェアを交換し、予備のコンピュータやテスト コンピュータで問題を診断します。診断ソフトウェアを実行した結果、ハードウェアは正常に動作していることがわかった場合は、デバイス ドライバのアップグレードまたはロールバックが必要かどうかを検討します。

ドライバの変更の取り消し

ハードウェアの問題によって STOP エラーが発生したために、通常のモードで Windows を起動できない場合は、前回正常起動時の構成のスタートアップ オプションを使用できます。前回正常起動時の構成では、ドライバとレジストリの設定を前回のユーザー セッションで使用していた設定に戻すことによって、問題から回復できます。前回正常起動時の構成を使用した後、通常のモードで Windows を起動できる場合は、問題のドライバまたはデバイスを無効にします。コンピュータを再起動して、STOP メッセージが再発しないことを確認します。問題が解決されない場合は、問題の原因となっているハードウェアを切り分けるまで、この手順を繰り返します。

外部リンク

How to Roll Back a Device Driver

参照

概念

Team Foundation Server のトラブルシューティングの文書化と結果の評価