永続化の概要
Windows Workflow Foundation は、ステートフルで長時間実行する永続的なワークフロー アプリケーション作成のプロセスを単純化します。ワークフロー ランタイム エンジンは、ワークフローの実行を管理し、ワークフローが長期間にわたってアクティブで、アプリケーションの再起動があっても有効であり続けるようにします。この永続性は、Windows Workflow Foundation の重要な基本思想です。つまり、入力待機中にワークフローをメモリからアンロードし、SQL データベース、XML ファイルなどの永続的ストアにシリアル化することができます。ワークフロー ランタイム エンジンは、入力を受け取るたびに、ワークフロー状態情報をメモリに読み込み直し、ワークフローの実行を継続します。
Windows Workflow Foundation には、ワークフロー情報を容易かつ効率的に永続化するために、Microsoft SQL Server 2005 Express、SQL Server 2000 以降、または SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE) と統合できる SqlWorkflowPersistenceService が用意されています。WorkflowPersistenceService 基本クラスから派生することにより、ワークフロー状態情報を任意の方法で格納する独自の永続性サービスを作成することもできます。
永続化の詳細については、「Windows ワークフロー永続性サービス」および「カスタム永続性サービスの作成」を参照してください。
関連項目
参照
WorkflowPersistenceService
SqlWorkflowPersistenceService
その他の技術情報
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