追跡の概要

追跡は、ワークフロー インスタンスに関する情報を指定およびキャプチャし、その情報をインスタンスの実行時に格納するための機能です。Windows Workflow Foundation の SqlTrackingService は、SQL データベースを使用して、収集された追跡情報を格納する追跡サービスです。また、追跡サービスを作成して、アプリケーションに応じた任意の形式で、この情報を収集および格納できます。

新しいワークフローが作成されると、追跡サービスは追跡チャネルをそのワークフローに関連付けるように要求します。ワークフローからの追跡情報はすべて、この追跡チャネルに送信されます。

追跡サービスでは、ワークフロー インスタンス イベント、アクティビティ イベント、およびユーザー イベントの 3 種類のイベントを追跡します。追跡プロファイルを指定することによって、特定のワークフロー インスタンスについてサービスが受信する情報の種類と量、またはワークフローの型を設定できます。

また、追跡フレームワークによって、イベントの発生時にアクティビティまたはワークフローの情報を抽出できます。アクティビティまたはワークフローの特定のプロパティまたはフィールドを追跡する必要がある場合、追跡プロファイルの抽出部分にこの情報を指定して、指定したイベントの発生時にその情報を抽出できます。

追跡の詳細については、「Windows ワークフロー追跡サービス」、「SqlTrackingService」、および「カスタム追跡サービスの作成」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報

Windows Workflow Foundation

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