方法 : エミュレータ スキンをカスタマイズする

更新 : 2007 年 11 月

次の手順では、デバイス エミュレータ用のカスタム スキンを開発する方法を説明します。その後、プラットフォーム ビルダおよび Visual Studio でスキンをエミュレータに適用する方法を説明します。

カスタム スキンを開発するには

1. エミュレータ スキンの既定の外観を示すビットマップ (BMP: Bitmap) ファイルまたは PNG (Portable Network Graphics) ファイルを作成します。

2. すべてのボタンが押された状態のエミュレータ スキンの外観を示す BMP ファイルまたは PNG ファイルを作成します。

3. 各ボタンの領域を一意の 1 色で塗りつぶした BMP ファイルまたは PNG ファイルを作成します。

4. 各ボタンの外観をエミュレータ スキンの他のボタンとは関係なく変更する場合は、別の色を使用して、各ボタンの領域を塗りつぶします。

   メモ :
   見やすくするためには、この領域の塗りつぶしには、白または黒を使用しないでください。

5. .xml スキン定義ファイルを作成します。

   詳細については、「デバイス エミュレータのスキンの XML スキーマ リファレンス」を参照してください。

6. 3 つの BMP ファイルまたは PNG ファイルと .xml ファイルを 1 つのディレクトリに保存します。

プラットフォーム ビルダのプロジェクトでスキンを使用するには

1. プラットフォーム ビルダで、[ターゲット] メニューの [接続オプション] をクリックします。

2. [ダウンロード] ボックスで、[デバイス エミュレータ] を選択します。

3. [ダウンロード] ボックスの右側で、[設定] をクリックします。

4. [エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックスの [表示] タブをクリックします。

5. [スキン] を選択し、カスタム スキン定義 .xml ファイルの場所を指定します。

Visual Studio のプロジェクトでスキンを使用するには

1. Visual Studio で、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

2. [デバイス ツール] ノードを展開し、[デバイス] をクリックします。

3. [デバイス] ボックスで、スキンの追加先のエミュレータを選択し、[プロパティ] をクリックします。

4. [<DeviceName> エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックスの [エミュレータ オプション] をクリックします。

5. [エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックスの [表示] タブをクリックします。

6. [スキン] を選択し、カスタム スキン定義 .xml ファイルの場所を指定します。

参照

概念

スキン

参照

デバイス エミュレータのスキンの XML スキーマ リファレンス

その他の技術情報

デバイス エミュレータの構成と使用