String 型 (Visual Studio - JScript)

String の長さは、0 ~ 約 20 億文字です。 各文字は 16 ビット Unicode 値です。

対応する .NET Framework データ型は、String です。

解説

String 型のプロパティとメソッドは、String のプロパティおよびメソッドと同じです。

JScript では、String オブジェクトも定義されます。このデータ型は、String 型とは異なるプロパティとメソッドを提供します。 String 型の変数にプロパティを作成したり、メソッドを追加したりすることはできません。String オブジェクトのインスタンスでは、これらの処理が可能です。

String オブジェクトは String データと相互運用されます。 このため、String オブジェクトは String 型のメソッドやプロパティを呼び出すことができ、String 型は String オブジェクトのメソッドやプロパティを呼び出すことができます。 詳細については、「String オブジェクトのプロパティとメソッド」を参照してください。 また、String オブジェクトは String 型を受け取る関数で使用でき、その逆も可能です。

リテラル文字列にエスケープ シーケンスを使用すると、改行文字や Unicode 文字など、文字列で直接使用できない特殊文字を表すことができます。 スクリプトをコンパイルすると、文字列リテラルの各エスケープ シーケンスは、それぞれが表している文字に変換されます。 詳細については、「文字列データ」を参照してください。

JScript は、サロゲート ペアなどの特殊な Unicode 表記を解釈しません。また、比較時に文字列を正規化しません。

注意

単一の文字を表し、組み合わせた場合にだけ意味を持つ、対になった Unicode 文字は、サロゲート ペアと呼ばれます。

いくつかの文字は、複数の Unicode 文字の組み合わせによって表されます。 正規化された表記が同じ文字を表している場合は、異なる表記も同一であると解釈されます。

プロパティおよびメソッド

String

要件

バージョン .NET

参照

参照

String オブジェクト

char 型 (Visual Studio - JScript)

概念

データ型の概要

文字列データ

その他の技術情報

データ型 (Visual Studio - JScript)