分離ストレージ作業の実行

分離ストレージに関する作業を実行するための主要なクラスとして、次の 3 つのクラスが用意されています。

  • IsolatedStorageFile クラス。IsolatedStorage の派生クラスであり、格納されたアセンブリおよびアプリケーション ファイルの基本的な管理を提供します。IsolatedStorageFile クラスのインスタンスは、ファイル システム内に存在する 1 つのストアを表します。

  • IsolatedStorageFileStream クラス。System.IO.FileStream の派生クラスであり、ストア内のファイルへのアクセスを提供します。

  • IsolatedStorageScope クラス。適切な分離タイプのストアの作成および選択を可能にする列挙体です。

分離ストレージ クラスを使用すると、分離ストレージの作成、列挙、および削除を行うことができます。これらの作業を実行するためのメソッドは、IsolatedStorageFile オブジェクトを通じて使用できます。操作によっては、分離ストレージを管理する権限を表す IsolatedStorageFilePermission が必要です。また、ファイルやディレクトリにアクセスするためのオペレーティング システム権限が必要な場合もあります。Microsoft Windows NT および Microsoft Windows 2000 では、ファイルに対するアクセス制御リスト (ACL: Access Control List) の設定によって分離ストレージへのアクセスが禁止される場合があります。現在のユーザーのすべてのストアを一覧表示または削除するなどの単純なストア管理の場合は、分離ストレージ ツール (Storeadm.exe) を使用することもできます。

このセクションの内容

  • ファイルおよびディレクトリの削除
    分離ストレージのファイルやディレクトリを削除する方法を示します。

    Noteメモ :

    それぞれの例に、特定の作業の実例としてソース ファイルを示します。セットアップ、コンパイル、および実行のための命令は、各例のメイン ページにあります。C# 言語で記述された例だけを示します。

参照

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