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読み取り専用情報の表示 (クラス デザイナー)

クラス デザイナーと [クラスの詳細] ウィンドウには、次の項目の型 (および型のメンバー) を表示できます。

  • クラス ダイアグラムを含むプロジェクト

  • クラス ダイアグラムを含むプロジェクトから参照されるプロジェクト

  • クラス ダイアグラムを含むプロジェクトから参照されるアセンブリ

後の 2 つでは、参照されるエンティティ (型またはメンバー) は、そのエンティティを表すクラス ダイアグラムで読み取り専用になります。

プロジェクト全体またはプロジェクトの一部 (個々のファイルなど) が読み取り専用の場合があります。 プロジェクトまたはそのいずれかのファイルが読み取り専用である最も一般的なケースは、ソース コード管理の対象である (およびチェックアウトされていない) 場合、外部アセンブリに存在する場合、またはオペレーティング システムがファイルを読み取り専用と見なす場合です。

ソース コード管理

クラス ダイアグラムはプロジェクトにファイルとして保存されるため、クラス デザイナーまたは [クラスの詳細] ウィンドウで行う変更を保存するにはプロジェクトをチェックアウトする必要があります。

プロジェクトをチェックアウトしなくても、プロジェクトを記述するクラス ダイアグラムを保存できますが、プロジェクトの一部として保存することはできません。

読み取り専用プロジェクト

プロジェクトは、ソース コード管理以外の理由で読み取り専用の場合があります。 プロジェクトを閉じると、プロジェクト ファイルを上書きするか、変更を破棄する (保存しない) か、または閉じる操作をキャンセルするかを確認するダイアログ ボックスが表示されます。 上書きを選択した場合は、プロジェクト ファイルが上書きされ、読み書き可能になります。 新しいクラス ダイアグラム ファイルが追加されます。

読み取り専用の型

ソース コード ファイルが読み取り専用である型を含むプロジェクトの保存を試みた場合は、[読み取り専用のファイルを保存] ダイアログ ボックスが表示され、新しい名前または新しい場所でファイルを保存するか、読み取り専用ファイルを上書きするかの選択肢が提示されます。 ファイルを上書きした場合、新しいコピーは読み取り専用でなくなります。

コード ファイルに構文エラーが含まれる場合、そのファイル内のコードを表示している図形は、構文エラーが修正されるまで一時的に読み取り専用になります。 この状態の図形は、"ソース コード ファイルに解析エラーが含まれています" というツールヒントを表示する赤いテキストと赤いアイコンで示されます。

別のプロジェクト ノードの下または参照されるアセンブリ ノードの下に存在する参照される型 (.NET Framework 型など) は、クラス デザイナーのデザイン サーフェイスに読み取り専用として示されます。 開いたプロジェクトに存在するローカル型は読み書き可能であり、その図形は、クラス デザイナーのデザイン サーフェイスで読み書き可能として示されます。

インデクサーは、コードと [クラスの詳細] ウィンドウで読み書き可能ですが、インデクサー名は読み取り専用です。

[クラス デザイナー] ウィンドウまたは [クラスの詳細] ウィンドウを使用して部分メソッドを編集することはできません。部分メソッドの編集には、コード エディターを使用する必要があります。

[クラス デザイナー] ウィンドウまたは [クラスの詳細] ウィンドウを使用してネイティブ C++ コードを編集することはできません。ネイティブ C++ コードの編集には、コード エディターを使用する必要があります。

参照

概念

クラスの詳細情報のウィンドウの使用上の注意 (クラス デザイナー)