方法 : Visual Basic で新しい例外クラスを作成する
更新 : 2007 年 11 月
Exception クラスを継承することによって、アプリケーションの例外クラスを独自に作成できます。例外のクラス名は、末尾を Exception にすることをお勧めします。たとえば、OutOfMoneyException や TooMuchRainException のようなクラス名を使用します。
例外クラスを実装するための基本的なコード例を次に示します。
使用例
このコードの例は、IntelliSense コード スニペットとしても利用できます。コード スニペット ピッカーでは、これは [Visual Basic Language] にあります。詳細については、「方法 : コードにスニペットを挿入する (Visual Basic)」を参照してください。
Public Class YourProblemException
Inherits Exception
Public Sub New()
' Add other code for custom properties here.
End Sub
Public Sub New(ByVal message As String)
MyBase.New(message)
' Add other code for custom properties here.
End Sub
Public Sub New(ByVal message As String, ByVal inner As Exception)
MyBase.New(message, inner)
' Add other code for custom properties here.
End Sub
Public Sub New( _
ByVal info As System.Runtime.Serialization.SerializationInfo, _
ByVal context As System.Runtime.Serialization.StreamingContext)
MyBase.New(info, context)
' Insert code here for custom properties here.
End Sub
End Class
コードのコンパイル方法
- YourProblemException の部分を、作成する例外クラスの名前に置換してください。通常、例外クラスの名前は末尾を "Exception" とします。発生したエラーに関する追加情報を受け渡すには、プロパティを追加します。
セキュリティ
例外処理では、アプリケーションやアプリケーションのデータに関する情報を公開しないようにしてください。このような情報はアプリケーションに対する攻撃に使用される可能性があります。
参照
処理手順
概念
例外処理 (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)