次の方法で共有


機能別のオートメーション グループ

Visual Studio アドインは、Visual Studio 2013 では使用されなくなりました。 アドインを VSPackage 拡張機能にアップグレードしてください。 アップグレードの詳細については、「FAQ: アドインを VSPackage 拡張に変換する」を参照してください。

オートメーション オブジェクト モデルは、オブジェクトのいくつかの拡張可能な機能別グループで構成されています。 これらのオブジェクトは、統合開発環境 (IDE: Ingegrated Development Environment) の主要なファセットを制御し、Visual Studio のすべての種類のプロジェクトに適用されます。 このグループについて理解すると、オートメーション オブジェクト モデルを簡単に理解し使用できるようになります。

これらの機能別グループのオブジェクトの詳細については、「オートメーション オブジェクト モデルの階層図」で説明します。 次のグループがあります。

  • ソリューション、プロジェクト、およびプロジェクト項目の各オブジェクト

  • ビルド オブジェクト

  • コード エディター オブジェクト

  • コード定義操作オブジェクト

  • ツール ウィンドウ操作オブジェクトとドキュメント操作オブジェクト

  • ツール ウィンドウ固有のオブジェクト (タスク一覧出力ウィンドウ、ツールボックスなど)

  • コマンド オブジェクト

  • デバッグ オブジェクト

  • イベント処理オブジェクト

機能別グループは、特定の目的に使用される、1 つ以上の関連するオブジェクト、コレクション、またはインターフェイスで構成されています。 たとえば、イベント オブジェクト グループの主要な機能は、IDE で発生するイベントへのアクセスを提供することです。 このグループに属するオブジェクトに TaskListEvents オブジェクトがあります。このオブジェクトを使用すると、タスク一覧で発生するイベントに応答できます。 また、同じグループに BuildEvents オブジェクトもあります。このオブジェクトを使用すると、ビルドの開始や完了など、ビルド操作中に発生するイベントに応答できます。

プロジェクト固有のオートメーション モデル

すべての Visual Studio の言語で使用できる主要なオートメーション モデルに加え、Visual Studio の各言語には、特殊な機能にアクセスするために、プロジェクト固有のオートメーション モデルが 1 つまたは複数用意されています。 Visual Basic プロジェクトと Visual C# プロジェクトでは、そのモデルは次のアセンブリに配置されています。

この機能の詳細については、「プロジェクト機能拡張の概要」を参照してください。

Visual C++ では、次のアセンブリに配置されます。

上記のアセンブリは、Visual C++ 固有のコード モデル、Visual C++ プロジェクト モデル、および Visual C++ ウィザード モデルをそれぞれ表しています。

参照

処理手順

方法 : アドインを作成する

チュートリアル : ウィザードの作成

概念

オートメーション オブジェクト モデルの階層図

その他の技術情報

アドインおよびウィザードの作成

Visual Studio のコマンドおよびスイッチ