属性を使用したメタデータの拡張

共通言語ランタイムでは、属性と呼ばれる、キーワードに似た記述的な宣言を追加できます。型、フィールド、メソッド、プロパティなどのプログラミング要素に、注釈を付けることができます。属性は Microsoft .NET Framework ファイルのメタデータと共に保存され、コードをランタイムに説明したり、アプリケーションの動作を実行時に設定したりするために使用できます。**.**NET Framework には便利な属性が多数用意されていますが、独自の属性をデザインして配置することもできます。

このセクションの内容

• 属性の概要
  属性の概要と、.NET Framework での属性の使用方法を説明します。

• 属性の適用
  コードの要素に属性を適用する方法を説明します。

• カスタム属性の記述
  独自のカスタム属性の記述方法を説明します。

• 属性に格納されている情報の取得
  カスタム属性の取得方法を説明します。

関連するセクション

• メタデータと自己言及的なコンポーネント
  メタデータの概要と、**.**NET Framework のポータブル実行可能 (PE) ファイル内でメタデータがどのように実装されるかを説明します。

• 方法 : リフレクションのみのコンテキストにアセンブリを読み込む
  リフレクションのみのコンテキストでカスタム属性情報を取得する方法を説明します。