配列サイズの宣言 (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)

更新 : 2007 年 11 月

Visual Basic 2008 では、共通言語ランタイムとの相互運用性を確保するため、配列サイズの宣言が更新されています。

Visual Basic 6.0

Visual Basic 6.0 では、次の例に示すように、配列のサイズを宣言で指定できます。

Dim Month(0 To 11) As Integer

この場合、配列は固定サイズとなり、ReDim ステートメントで変更できません。

Visual Basic 2005

Visual Basic 2008 では、配列のサイズは固定ではありません。上の例は、次のいずれかの宣言で書き換えることができます。

Dim Month(11) As Integer   ' Reserves 12 elements -- (0) through (11).
Dim Month() As Integer = New Integer(11) {}

これらの宣言は等価です。どちらも初期サイズを指定していますが、指定した初期サイズは実行中に ReDim ステートメントで変更できます。要素を初期化するには、次の構文を使用します。

Dim Month() As Integer = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12}

いずれかの次元を –1 と指定した場合、配列は要素を持ちません。ReDim ステートメントを使用すると、配列を空にしたり空以外に変更したりできます。

次元の数

Visual Basic 2008 では配列のサイズを変更できますが、次元数は固定する必要があります。次の例では 3 次元配列を宣言しています。

Dim Point(,,) As Double

ReDim ステートメントを使用して各次元のサイズを設定または変更できますが、配列は常に 3 次元です。

参照

概念

プログラミング要素のサポートに関する変更の概要

参照

Dim ステートメント (Visual Basic)

New (Visual Basic)

ReDim ステートメント (Visual Basic)

その他の技術情報

Visual Basic における配列