方法 : リソースを追加または削除する
リソース デザイナーを使用して、プロジェクトのリソースを追加または編集できます。リソース デザイナーは、文字列、イメージ、アイコン、オーディオ、およびファイルなどの種類のリソースをサポートしています。
[!メモ]
文字列リソースを追加および削除する方法は、他の種類のリソースを追加および削除する方法とは異なります。詳細については、「方法 : 文字列リソースを追加または削除する」を参照してください。
[!メモ]
プロジェクトに新しいイメージを追加しても、コンパイルに必要な System.Drawing への参照は、リソース エディターでは追加されません。この参照は、ソリューション エクスプローラーを使用して追加する必要があります。
次の一覧に示す作業の他に、リソースをリソース デザイナーにドラッグして追加することもできます。ドロップすると、リソースはファイル名の拡張子に基づいて適切なリソース カテゴリに追加されます。
リソースを手動でプロジェクトに追加した場合 (ソリューション エクスプローラーで .resx ファイルを追加した場合など)、新しいファイル内のリソースは、プロジェクト デザイナーの [リソース] ページで作成したリソースと区別されます。新しい .resx ファイルをダブルクリックすると、そのファイルのための [リソース デザイナー] ウィンドウが開き、ファイルの内容が設定グリッドに表示されます。新しい .resx ファイルを追加すると、"このファイルに対して厳密に型指定されたリソースの生成を有効にしますか?" という確認メッセージが表示されます。[はい] をクリックすると、新しいリソースに対して、厳密に型指定されたリソースのサポートが提供されます。このサポートはコンパイル時の機能であり、静的な読み取り専用の (get) プロパティのセットを含むクラスを作成することで、リソースへのアクセスをカプセル化します。これにより、ResourceManager クラスの GetString メソッドや GetObject メソッドを使用せずに、好ましい方法でリソースを利用できるようになります。詳細については、「StronglyTypedResourceBuilder」を参照してください。
リソース デザイナーによる厳密に型指定されたリソースの生成方法については、「アプリケーション リソースの管理」を参照してください。
既存のリソースを追加するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトが選択されている状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
[リソース] タブをクリックします。
リソース デザイナー ツール バーの [リソースの追加] をポイントし、矢印をクリックして、[既存のファイルの追加] をクリックします。
[既存のファイルをリソースに追加] ダイアログ ボックスで、追加するリソースが含まれているファイル (.bmp、.ico、.wav など) を選択し、[開く] をクリックします。
ファイルが リソース ディレクトリに追加され、リソース デザイナーでは、追加したリソースの種類に対応するカテゴリ ペインが表示されます。
ファイル リソースでは、オプションとして、[プロパティ] ウィンドウでファイルの Encoding プロパティおよび FileType プロパティを設定できます。
新しいリソースを追加するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトが選択されている状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
[リソース] タブをクリックします。
リソース デザイナー ツール バーの [リソースの追加] をポイントし、矢印をクリックして、作成するリソースの種類をクリックします。
[新しいリソースの追加] ダイアログ ボックスで、新規リソースの名前を入力し、[追加] をクリックします。
ファイルが リソース ディレクトリに追加され、追加したリソースの種類に対応するリソース エディターが開きます。
ファイル リソースでは、オプションとして、[プロパティ] ウィンドウでファイルの Encoding プロパティおよび FileType プロパティを設定できます。
リソースを削除するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトが選択されている状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
[リソース] タブをクリックします。
[カテゴリ] ボックスで、リソースの種類を選択します。
削除するリソースを選択します。
リソース デザイナー ツール バーの [削除] をクリックします。
リソースが、リソース デザイナーから削除されます。ただし、リソース ディレクトリからは削除されません。