方法 : コンポーネントのプロパティ、メソッド、およびイベントに対するメタデータを提供する

属性を使用して、プロパティ、メソッド、およびイベントに説明用のメタデータを追加できます。 属性はコード要素を修飾する特別なクラスであり、コンパイル時にこれらのコード要素についてメタデータに出力されます。 デザイン時の属性を開発環境で使用することにより、開発者にコンポーネントに関する情報を提供します。 よく使用される属性の例として、DescriptionAttribute があります。 DescriptionAttribute 属性をプロパティまたはイベントに追加すると、[プロパティ] ウィンドウに短い文字列が表示されます。 次に例を示します。

Imports System.ComponentModel
<Description("This property specifies the active Widget")> Public _
   Property ActiveWidget as Widget
' Insert code to implementat functionality.
End Property
using System.ComponentModel;
[Description("This property specifies the active Widget")]
public Widget ActiveWidget
{
   // Insert code to implementat functionality.
}

コンポーネントのデザイン時のサポートを拡張するために使用できる属性の詳細については、「コンポーネントのデザイン時属性」を参照してください。

プロパティ、メソッド、またはイベントに属性を追加するには

  • 修飾するコード要素に属性のコンストラクターの呼び出しを追加します。 この呼び出しは、修飾するコード要素の前に記述します。Visual Basic では山かっこ <> 内に、C# では角かっこ [] 内に記述します。

    <Browsable(False)> Public Property ServingSize as Integer
    
    [Browsable(false)]
    public int ServingSize
    

参照

処理手順

方法 : コンポーネントに関する説明用メタデータを提供する

関連項目

Attribute

概念

コンポーネントのデザイン時属性

カスタム属性へのアクセス

属性に格納されている情報の取得

その他の技術情報

コンポーネントのユーザー支援