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方法 : トレースポイントとブレークポイントのアクションを指定する

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

エディション

Visual Basic

C#

F#

C++

Web Developer

Express

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Pro、Premium、Ultimate

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トレースポイントは、ブレークポイントの新しい使用方法です。 トレースポイントは、カスタム アクションが関連付けられたブレークポイントです。 トレースポイントに達すると、デバッガーでプログラムの実行が中断されるのではなく (または中断された後に)、指定したアクションが実行されます。

トレースポイントは、2 つの方法で作成できます。

  • 既存のブレークポイントにトレースポイントのアクションを追加して、トレースポイントに変換します。 どのような種類のブレークポイントでも、トレースポイントに変換できます。

  • 最初からトレースポイントを作成するときは、[トレースポイントの挿入] を使用します。

注意

実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定または Visual Studio のエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

最初からトレースポイントを作成するには

  1. ソース ウィンドウで、トレースポイントを設定する行をクリックします。ショートカット メニューの [ブレークポイント] をクリックし、[トレースポイントの挿入] をクリックします。

    [ヒット時] ダイアログ ボックスが表示されます。 このボックスには、カスタム アクションを入力できる [メッセージを表示する] および [マクロを実行する] という 2 つのテキスト ボックスがあります。

    このとき、あらかじめ選択されているトレースポイント設定をそのまま使用することも、次のように変更することもできます。

    [出力] ウィンドウにメッセージを出力するトレースポイントを作成するには、[メッセージを表示する] をクリックし、対応するテキスト ボックスにメッセージ テキストを入力します。 [メッセージを表示する] では、多くの場合、トレース クラスを使用するときと同じ用途にトレースポイントを使用できます。ただし、トレースポイントの場合はコードを変更する必要はありません。

    DebuggerDisplayAttribute 構文を使用して、プログラム情報を含めることもできます (詳細については、DebuggerDisplayAttribute を参照してください)。 次に例を示します。

    In function '{$FUNC}', on thread '{$TID}'

    または

    Used variable: {varName}, function name: {functionName($FUNC)}

    [ブレークポイントのヒット時] ダイアログ ボックスに表示される任意のキーワードを使用できます。 さらに、ダイアログ ボックスに表示されない他の 2 つのキーワードも使用できます。$TICK は現在の CPU ティック数を挿入し、$FILEPOS は現在のファイルの位置を挿入します。

    [ブレークポイントのヒット時] ダイアログ ボックスが開くと、[メッセージを表示する] ボックスに既定のメッセージが表示されます。 このメッセージを受け入れる場合は、[OK] をクリックします。

    Visual Studio のオートメーション モデル マクロを実行するには、[マクロを実行する] をクリックし、ドロップダウン リストからマクロを選択します。

    [メッセージを表示する] または [マクロを実行する] をクリックすると、[続けて実行する] チェック ボックスがアクティブになります。 トレースポイントでプログラムの実行を中断しない場合は、[続けて実行する] をオンにします。

  2. [OK] をクリックします。

既存のブレークポイントからトレースポイントを作成するには

  1. ソース ウィンドウ、[逆アセンブル] ウィンドウ、または [呼び出し履歴] ウィンドウで、ブレークポイントのグリフを右クリックし、[ヒット時] をクリックします。

    または

    [ブレークポイント] ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、[ヒット時] をクリックします。

    [ヒット時] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. あらかじめ選択されたトレースポイント設定を受け入れるか、前の手順で説明したように変更して、[OK] をクリックします。

参照

参照

Trace

概念

ブレークポイントとトレースポイント