throw (C# リファレンス)

throw ステートメントは、プログラムの実行中に例外という異常事態が発生したことを通知するために使用します。

解説

スローされる例外は、クラスが System.Exception から派生したオブジェクトです。例を次に示します。

class MyException : System.Exception {}
// ...
throw new MyException();

throw ステートメントは、try-catch ステートメントまたは try-finally ステートメントと共に使用するのが一般的です。使用例を含む詳細については、「try-catch (C# リファレンス)」および「方法 : 例外を明示的にスローする」を参照してください。

使用例

throw ステートメントで例外をスローする例を次に示します。

    public class ThrowTest2
    {

        static int GetNumber(int index)
        {
            int[] nums = { 300, 600, 900 };
            if (index > nums.Length)
            {
                throw new IndexOutOfRangeException();
            }
            return nums[index];

        }
        static void Main() 
        {
            int result = GetNumber(3);

        }
    }
    /*
        Output:
        The System.IndexOutOfRangeException exception occurs.
    */

コード例

try-catch (C# リファレンス)」および「方法 : 例外を明示的にスローする」の例を参照してください。

C# 言語仕様

詳細については、「C# 言語仕様」を参照してください。言語仕様は、C# の構文と使用法に関する信頼性のある情報源です。

参照

処理手順

方法 : 例外を明示的にスローする

関連項目

try-catch (C# リファレンス)

The try, catch, and throw Statements in C++ (C++ の try、catch、throw ステートメント)

C# のキーワード

例外処理ステートメント (C# リファレンス)

概念

C# プログラミング ガイド

その他の技術情報

C# リファレンス