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[アプリケーションの設定] (ATL プロジェクト ウィザード)

更新 : 2007 年 11 月

ATL プロジェクト ウィザードの [アプリケーションの設定] ページを使用して、新しい ATL プロジェクトの基本機能のデザインと追加を行います。

サーバーの種類

以下の 3 種類のサーバーのいずれかを選択します。

  • [ダイナミック リンク ライブラリ (DLL)]
    インプロセス サーバーを作成する場合に選択します。

  • [実行可能なアプリケーション (EXE)]
    ローカルのアウトプロセス サーバーを作成する場合に選択します。このオプションを使用すると、MFC や COM+ 1.0 をサポートできません。プロキシ/スタブ コードのマージもできません。

  • [サービス (EXE)]
    Windows の起動時にバックグラウンドで実行する Windows アプリケーションを作成する場合に選択します。このオプションを使用すると、MFC や COM+ 1.0 をサポートできません。また、プロキシ/スタブ コードのマージもできません。

追加オプション

0513eb2h.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

その他のオプションは、DLL プロジェクトだけで使用できます。

  • [プロキシ/スタブ コードをマージ]
    マーシャリング インターフェイスが必要なときには [プロキシ/スタブ コードをマージ] チェック ボックスをオンにすると便利です。このオプションを使用すると、MIDL で生成したプロキシ/スタブ コードが、サーバーと同じ DLL に格納されます。

  • [サポート]
    オブジェクトに MFC のサポートを含める場合に選択します。このオプションを使用すると、プロジェクトと MFC ライブラリがリンクされ、ライブラリに含まれるクラスや関数にアクセスできます。

  • [COM+ 1.0 のサポート]
    このオプションを選択すると、COM+ 1.0 コンポーネントをサポートするように、プロジェクトのビルド構成が変更されます。ウィザードは、標準のライブラリ リストのほかに、COM+ 1.0 コンポーネント固有のライブラリ comsvcs.lib を追加します。

    また、アプリケーションの起動時には、mtxex.dll がホスト システムで遅延読み込みされます。

    • [コンポーネント レジスタのサポート]   ATL プロジェクトが COM+ 1.0 コンポーネントをサポートする場合は、このオプションを選択できます。コンポーネント レジスタを使用すると、COM+ 1.0 オブジェクトでコンポーネント リストを取得したり、コンポーネントを登録したり、個別または一度にコンポーネントの登録を解除したりできます。

参照

処理手順

ATL プロジェクトの作成

参照

ATL プロジェクト ウィザード

ATL プロジェクトの既定の構成