FileLen 関数

更新 : 2007 年 11 月

ファイルの長さをバイト単位で示す長整数型 (Long) の値を返します。

My 機能を使用すると、FileLen を使用するよりもファイル I/O 処理の生産性とパフォーマンスが格段に向上します。詳細については、「My.Computer.FileSystem.GetFileInfo メソッド」を参照してください。

Public Function FileLen(ByVal PathName As String) As Long

パラメータ

  • PathName
    必ず指定します。ファイル名を指定する文字列 (String) 式です。PathName にはディレクトリ名またはフォルダ名、およびドライブ名も含めて指定できます。

例外

例外の種類

エラー番号

条件

FileNotFoundException

53

ファイルが存在していません。

非構造化エラー処理を使用する Visual Basic 6.0 アプリケーションをアップグレードする場合は、"エラー番号" の列を参照してください(エラー番号を Number プロパティ (Err オブジェクト) と比較することもできます)。ただし、可能であれば、このようなエラー制御は Visual Basic の構造化例外処理の概要 に置き換えることを検討してください。

解説

指定したファイルが FileLen 関数の呼び出し時に開いていた場合は、ファイルが開かれた時点でのファイルのサイズを表す値を返します。

w42d6ta5.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

開いているファイルの現在の長さを取得するには、LOF 関数を使用します。

使用例

FileLen 関数を使って、ファイルの長さをバイト単位で取得するコード例を次に示します。この例では、TestFile はデータを含むファイルであると仮定します。

Dim MySize As Long
' Returns file length (bytes).
MySize = FileLen("TESTFILE")

スマート デバイス開発者のためのメモ

この関数はサポートされていません。

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic

モジュール : FileSystem

アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

参照

参照

FileDateTime 関数

GetAttr 関数

LOF 関数

FileNotFoundException

その他の技術情報

Visual Basic におけるファイル、ディレクトリ、およびドライブのプロパティ