WeekdayName 関数 (Visual Basic)
更新 : 2007 年 11 月
指定した曜日の名前を含む文字列型 (String) の値を返します。
Public Function WeekdayName( _
ByVal Weekday As Integer, _
Optional ByVal Abbreviate As Boolean = False, _
Optional ByVal FirstDayOfWeekValue As FirstDayOfWeek = FirstDayOfWeek.System _
) As String
パラメータ
Weekday
必ず指定します。整数型 (Integer)。1 ～ 7 の曜日を示す数値で、1 は週の最初の曜日を示し、7 は週の最後の曜日を示します。最初と最後の曜日は、FirstDayOfWeekValue の設定に依存します。Abbreviate
省略可能です。曜日名を短縮するかどうかを示すブール (Boolean) 値です。省略すると、既定値の False が使用され、曜日名は短縮されません。FirstDayOfWeekValue
省略可能です。週の最初の曜日を指定する、FirstDayOfWeek 列挙値から選択した値です。省略すると、FirstDayOfWeek.System が使用されます。
設定
FirstDayOfWeekValue 引数の設定値は次のいずれかです。
列挙値 |
値 |
説明 |
|---|---|---|
FirstDayOfWeek.System |
0 |
システム設定で指定された週の最初の曜日 (既定) |
FirstDayOfWeek.Sunday |
1 |
日曜日 |
FirstDayOfWeek.Monday |
2 |
月曜日 (ISO 規格 8601、3.17 項に準拠) |
FirstDayOfWeek.Tuesday |
3 |
火曜日 |
FirstDayOfWeek.Wednesday |
4 |
水曜日 |
FirstDayOfWeek.Thursday |
5 |
木曜日 |
FirstDayOfWeek.Friday |
6 |
金曜日 |
FirstDayOfWeek.Saturday |
7 |
土曜日 |
例外
例外の種類 |
エラー番号 |
条件 |
|---|---|---|
Weekday が 1 より小さいか 7 を超えています。または FirstDayOfWeekValue が 0 より小さいか 7 を超えています。 |
非構造化エラー処理を使用する Visual Basic 6.0 アプリケーションをアップグレードする場合は、"エラー番号" の列を参照してください(エラー番号を Number プロパティ (Err オブジェクト) と比較することもできます)。ただし、可能であれば、このようなエラー制御は Visual Basic の構造化例外処理の概要 に置き換えることを検討してください。
解説
WeekdayName から返される文字列は、入力引数だけではなく、Windows の [コントロール パネル] で設定される [地域のオプション] にも依存します。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
WeekdayName は、System.Globalization 名前空間にある CultureInfo クラスの CurrentCulture プロパティに設定された現在のカレンダーを使用します。CurrentCulture の既定値は、[コントロール パネル] の設定によって決まります。 |
使用例
次の例は、Weekday 関数を使用して、指定された日付から曜日を取得し、その番号を基に WeekDayName 関数を使用して曜日の名前を取得します。
Dim oldDate As Date
Dim oldWeekDayName As String
oldDate = #2/12/1969#
oldWeekDayName = WeekdayName(Weekday(oldDate))
' oldWeekDayName now contains "Wednesday".
必要条件
名前空間 : Microsoft.VisualBasic
モジュール : DateAndTime
アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)