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WorksheetFunction.RSq(Object, Object) メソッド

定義

既知の y と既知の x を通過する回帰直線を対象に、r2 の値を返します。 詳細については、Pearson(Object, Object)を参照してください。 r2 の値を計算することにより、x の分散に起因する y の分散の比率を解釈することができます。

public:
 double RSq(System::Object ^ Arg1, System::Object ^ Arg2);
public double RSq (object Arg1, object Arg2);
Public Function RSq (Arg1 As Object, Arg2 As Object) As Double

パラメーター

Arg1
Object

既知の y: 直線回帰のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。

Arg2
Object

既知の x: 直線回帰のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。

戻り値

注釈

引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。

引数として指定した論理値、および、数値を表す文字列が計算の対象となります。

引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。

エラー値または数値に変換できない文字列を引数に指定すると、エラーになります。

known_yとknown_xが空であるか、データ ポイントの数が異なる場合、 RSq は #N/A エラー値を返します。

known_yとknown_xに含まれるデータ ポイントが 1 つだけの場合、 RSq は #DIV/0 を返します。 が返されます。

ピアソンの積率相関係数 r を表す方程式は次のとおりです。

図 1: ピアソン積モーメント相関係数

ここで、x と y は AVERAGE(known_x) と AVERAGE(known_y) のサンプルです。

RSq は r2 を返します。これは、この相関係数の 2 乗です。

適用対象