IsReference 関数
更新 : 2007 年 11 月
式が参照型として評価できるかどうかを調べ、結果を Boolean 値で返します。
Public Function IsReference(ByVal Expression As Object) As Boolean
パラメータ
- Expression
必ず指定します。オブジェクト (Object) を指定します。
解説
IsReference は、Expression が参照型 (クラスのインスタンス、文字列型 (String)、任意の型の配列など) を表す場合には True を返し、それ以外の場合は、False を返します。
参照型には、メモリの他の場所に格納されているデータへのポインタが含まれます。数値型には独自のデータが含まれます。
使用例
この例では、IsReference 関数を使って、いくつかの変数が参照型を参照するどうかを調べます。
Dim testArray(3) As Boolean
Dim testString As String = "Test string"
Dim testObject As Object = New Object()
Dim testNumber As Integer = 12
testArray(0) = IsReference(testArray)
testArray(1) = IsReference(testString)
testArray(2) = IsReference(testObject)
testArray(3) = IsReference(testNumber)
この例では、3 回目までの IsReference の呼び出しが True を返します。最後の呼び出しは、Integer が値型であり、参照型でないため False を返します。
必要条件
名前空間 : Microsoft.VisualBasic
モジュール : Information
アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)