RDO データ コントロール (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)
更新 : 2007 年 11 月
Visual Basic 2008 には、Visual Basic 6.0 の RDO データ コントロールに相当するものがありません。
概念上の相違点
Visual Basic 6.0 の RDO データ コントロールは、リモート データ オブジェクト (RDO: Remote Data Object) を使用してコントロールをデータベースにバインドするための機構として使用されています。Visual Basic 2008 では、データ バインディングのアーキテクチャが変更されたため、RDO がサポートの対象から除外されました。詳細については、「データ アクセス (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)」を参照してください。
アップグレード メモ
Visual Basic 6.0 アプリケーションを Visual Basic 2008 にアップグレードしても、RDO データ コントロールのインスタンスはアップグレードされず、アップグレード エラーが発生します。アップグレードの前に Visual Basic 6.0 アプリケーションを変更して ActiveX データ オブジェクト (ADO: ActiveX Data Objects) を使用するようにするか、アップグレード後のアプリケーションでデータ バインディングに関するコードを変更して新しいデータ アーキテクチャを使用するようにする必要があります。