Share via


方法 : ブレークポイント条件を指定する

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

エディション

Visual Basic

C#

F#

C++

Web Developer

Express

トピック該当なし トピック該当なし トピック該当なし トピック該当 トピック該当なし

Pro、Premium、Ultimate

トピック該当

トピック該当

トピック該当

トピック該当

トピック該当

"ブレークポイント条件" は、デバッガーにおいて、ブレークポイントに達したことを評価する式です。 条件を満たすと、デバッガーは 方法 : ヒット カウントを指定する を調べて、中断するかどうか (または指定した別のアクションを実行するかどうか) を判断します。

条件には、デバッガーによって認識される有効な式を指定できます。 たとえば、銀行のプログラムでは、"balance < 0" のようなブレークポイント条件を設定できます。 有効な式の詳細については、「デバッガー内の式」を参照してください。

無効な構文でブレークポイント条件を設定すると、直ちに警告メッセージが表示されます。 有効な構文でブレークポイント条件を指定しても、セマンティクスが無効な場合は、ブレークポイントに初めて達したときに警告メッセージが表示されます。 どちらの場合でも、無効なブレークポイントに達すると実行が中断されます。 ブレークポイント条件が有効で、評価結果が false の場合にのみ、ブレークポイントはスキップされます。

注意

実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定または Visual Studio のエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

ブレークポイント条件を指定するには

  1. [ブレークポイント] ウィンドウで、ブレークポイントのグリフを含む行を右クリックし、ショートカット メニューの [条件] をクリックします。

    または

    ソース、[逆アセンブル]、または [呼び出し履歴] で、ブレークポイントのグリフが含まれる行を右クリックし、ショートカット メニューの [ブレークポイント] をクリックします。次に、[条件] をクリックします。

  2. [ブレークポイントの条件] ダイアログ ボックスで、有効な式を [条件] ボックスに入力します (たとえば、"myLocalVariable > 1")。 有効な式の詳細については、「デバッガー内の式」を参照してください。

  3. 式の条件を満たす場合に中断するときは [true の場合] をオンにし、式の値が変更されたときに中断するときは [変更された場合] をオンにします。

    注意

    デバッガーでは、初めてブレークポイントに達するまで、式は評価されません。 ネイティブ コードに対して [変更された場合] をオンにしている場合、デバッガーは、条件の最初の評価を変更と見なさないため、式の最初の評価でブレークポイントにヒットしません。 マネージ コードに対して [変更された場合] をオンにしている場合、[変更された場合] が選択された後の最初の評価でブレークポイントがヒットします。

  4. [OK] をクリックします。

参照

概念

ブレークポイントとトレースポイント

その他の技術情報

デバッガー内の式