[既定の環境設定の選択] ダイアログ ボックス

更新 : 2007 年 11 月

このダイアログ ボックスを使用して、統合開発環境 (IDE: integrated development environment) に適用する定義済みの Visual Studio の設定 コレクションを指定します。Visual Studio 2005 と Visual Studio 2008 を同じコンピュータに side-by-side インストールしている場合は、既存の設定が Visual Studio 2008 に自動的に移行されます。

メモ :
このダイアログ ボックスは、Visual Studio の初回起動時だけに表示されます。このダイアログ ボックスに再度アクセスすることはできません。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] を使用します。詳細については、「方法 : 設定をリセットする」を参照してください。

• [既定の環境設定を選択してください]
  利用できる開発スタイルが一覧表示されます。主要な開発アクティビティに最も一致する作業スタイルを選択するか、または [元の設定] をクリックして、Visual Studio の別のエディションの設定コレクションを使用します。

• [以前のバージョンから有効な設定を移行し、以下で選択した既定の設定と合わせて適用する]
  選択すると、currentsettings.vssettings に含まれる設定は、Visual Studio 2005 から Visual Studio 2008 に移行されます。この設定には、ウィンドウのレイアウト、エディタの既定値、および IntelliSense コード スニペットの場所が含まれます。

  Visual Studio の以前のバージョンから移行されたこの設定は、[既定の環境設定を選択してください] で選択した設定の組み合わせに対して適用されます。ほとんどの場合、以前のバージョンから移行された設定によって、Visual Studio 2008 の設定は上書きされます。

  メモ :
  一部の設定は、移行できないことがあります。たとえば、Visual Studio Team System Edition から Visual Studio Professional Edition に設定を移行しようとすると、Professional Edition では同じ機能をサポートしていないため、すべての設定が移行できるとは限りません。同様に、設定カテゴリがリリース間で変更されている場合、変更されたカテゴリに関連する設定が正しく移行されないことがあります。

• [Visual Studio の開始]
  選択された作業スタイルに対応した設定と移行した設定を適用して、Visual Studio を起動します。

• [Visual Studio の終了]
  Visual Studio を終了します。次回 Visual Studio を起動すると、このダイアログ ボックスが表示されます。

参照

その他の技術情報

設定の操作