配列境界 (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)

更新 : 2007 年 11 月

Visual Basic 2008 では、他のプログラミング言語の配列との相互運用性を確保するために、配列境界の宣言が更新されています。

Visual Basic 6.0

Visual Basic 6.0 では、配列の各次元の下限は既定で 0 ですが、Option Base ステートメントを使用してこの値を 1 に変更できます。また、既定の下限を配列の宣言ごとにオーバーライドすることもできます。

既定値の 0 の場合、配列の要素数は上限に 1 を加えた数になります。次の宣言では、配列 Weight に 21 の要素が予約されます。

Dim Weight(20) As Single

Visual Basic 2005

Visual Basic 2008 では、配列の各次元の下限は 0 です。他の値に宣言することはできません。Option Base ステートメントはサポートされません。

宣言で各次元について指定する数は上限であり、初期の要素数は上限に 1 を足した数になります。前の例の宣言では、Weight に 21 の要素が予約され、インデックスは 0 ~ 20 になります。

また、上限のいずれかを -1 と宣言することにより、要素を持たない長さ 0 の配列も指定できます。

参照

概念

宣言の構文 (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)

配列サイズの宣言 (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)

プログラミング要素のサポートに関する変更の概要

参照

Dim ステートメント (Visual Basic)

UBound 関数 (Visual Basic)

その他の技術情報

Visual Basic における配列